松(小袖料)
 
長寿を祝うと共に、一年中葉を落とすことなく青々と茂ることから、家がいつまでも栄えるように。
小袖料とはお結納金のことで、松飾りになります。昔は小袖(花嫁衣装)を贈っていたことから小袖料といわれるようになりました。
 
 竹(清酒料)
 
竹のようにまっすぐな成長を願い、二人で人生の節目をのり越えていくように、節度と潔白の祈りを込めています。
清酒料とは竹飾りになります。漆や朱塗りの酒樽の事を清酒と言い結納の品として持参していましたが最近では清酒の代りに、名を取り清酒料と記して現金を包むことが多くなっています。
 
 梅(松魚料)
 
厳しい冬の寒さに耐え、春一番に最初に花を咲かせ実を結ぶところから、忍耐と結実を願います。
松魚料とは梅飾りになります。勝男武士などとも書かれ強い男性の象徴で実物の鰹節を結納の品として持参しましたが最近では鰹節のかわりに松魚料と記して現金を包むことが多くなっています。
 
 鶴・熨斗
 
鶴…千年の齢を保つことから長寿を願って、又、つがいのの一羽が死んでも決して他の鳥と一緒にならない節操を表しています。
熨斗…熨斗はあわびの肉を長くのばしたもので「長く延ばし」は延命に通じ、長生不死の薬と言われ、おめでたい儀式、武士の出陣鎧旋のときは、祝い肴として必ず添えて祝ったものです
 
 亀・末広
 
亀…万年も長生きをし、共に急がず休まず一歩一歩末長くしあわせを築いていくように。
末広…末広は「すえひろがり」ともいい、先にいくほど広がるめでたいものと喜ばれます。
結納品に末広(ふつうは白扇一対)をつけるのは、末長く幸せに、と言う意味と白扇は、どうぞ清い気持ちでこちらに来てください。
そしてこちらの色(家風)に染まってくださいという意味が含まれています。
 
 高砂
 
関西地方では尉(おじいさん)、姥(おばあさん)の高砂人形で共に白髪になるまで中睦まじく添いとげるようにとの意味で持参します。
 
 寿留女
 
日持ちがする事と噛めばかむほど美味で、このような嫁になってくださいという意味も含まれています。
 
 子生婦
 
昆布のことで、子孫繁栄を願って贈ります。また「よろこぶ」にも通じます。