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【能作のご紹介】
富山県高岡市の伝統工芸品である高岡銅器(たかおかどうき)と呼ばれる伝統工芸品の一大生産地。日本における銅器生産額の95%を占めており、梵鐘や大仏といった大物から仏具、茶器などの小物、さらには様々な工芸品まで多岐にわたる製造を行っており、能作は、富山を代表する伝統工芸ブランドです。
銅を中心に錫や真鍮など、さまざまな金属製品の製作を手がける能作の商品は、伝統的でありながら革新的でもあります。毎年発表する数々のアイテムが伝統工芸品という枠を超え、アート作品として世界中のデザイン関係者を魅了しています。能作の取扱店舗は高岡市のみならず、東京の日本橋三越や松屋銀座、パレスホテルにもあり、近年は海外からも注目を集めている商品です。
材料に錫のみを使用したシンプルなビアカップや酒器、音色に絶対的な自信のある真鍮の風鈴、贈り物に最適な箸置、そしてパリの三ツ星レストランでも高い評価を受けている今までにない曲がる器KAGOなど。
すべて高岡銅器という400年にわたる伝統技術から生まれた商品です鋳物製品は鋳造工程で「す」と呼ばれる空洞などが生じない技術の高さが要求されます。
能作では職人から職人へと受け継がれた、金属溶解や型の制作、轆轤(ろくろ)によるヘアライン仕上げなど高度の鋳造技術を活かし開発をしています。また、先人より受け継いだ伝統を継承するとともに、次世代に繋がる新しい技術や素材の研究も日々取り組んでいます。
能作は、そのデザイン性の高さ、技術力の高さから、数々の賞を受賞しています。
メディアでも注目されており、TBSのドキュメンタリー番組「夢の扉」でも取り上げられました。
■選定歴
2004年:風鈴:日本デザインコミッティーコレクション
2004年:錫シリーズ:富山プロダクツ
2008年:ベル:ニューヨーク近代美術館(MOMA)販売品
2008年:「元気なモノ作り中小企業300社」に認定
■受賞歴
2007年 国土交通省「日本のおみやげコンテスト」地域賞
2011年 第1回「日本で一番大切にしたい会社」審査員特別賞
2012年 第1回 「中小企業元気とやま賞」
2012年 日本鋳造工学会 第1回 「Castings of the Year賞」
2013年 第14回 「とやま発明賞」富山県発明協会会長賞
2013年 第5回 「ものづくり日本大賞」経済産業大臣賞 |
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