革命的な汚れ落とし 『エポクリン加工』
エポクリンの原理
水だけで汚れが落ちる秘密
水だけで、油汚れも落とすことができるナチハマだけの特殊加工技術「エポクリン加工」。
その秘密は、ゴムが持つ2つのチカラを利用しているから。
ゴムには水で濡らすことによって、汚れをずらす摩擦力と、油を吸い付かせる吸油性があります。
この2つのチカラを利用することによって汚れを溶かすことなく、水だけで汚れをずらしてくっつけて取ることができるのです。
研磨剤なども入っていないため、拭いたものを傷つけることもありません。
化学的な薬剤を使わない、ヒトと自然にやさしい画期的な汚れ落としアイテムです。
ナチハマではエポクリン加工を施した「スキンケア シリーズ」と「お掃除 シリーズ」を製造しております。
お肌つるつるスキンケア シリーズ
水やお湯だけでお肌がつるつるになるナチハマのスキンケア シリーズ。
やさしくなで洗いするだけで、潤いはそのままに余分な皮脂や角質が落ちてスッキリ気持ちいい。
水だけでお気軽にお肌のケアができるから、忙しくてお肌のメンテナンスに時間をかけられない方や忙しい方におすすめです。
洗浄力の強い石けんやボディソープによる肌荒れや乾燥にお悩みの方にも大変おすすめです。
使い続けるうちに、ひじ・ひざ・かかと・おしり・背中など、ザラつきが気になる部分もしっとりすべすべに。
乾燥肌の方でもお使いいただける美容・健康アイテムとして、多くの方にご愛用いただいております。
水だけで汚れが落ちるお掃除シリーズ
洗剤を使わずに水だけで汚れを落とすナチハマのお掃除シリーズ。
キッチン、お風呂、トイレなどご家庭の様々な場所でお使いいただけます。
洗剤を使わないからお肌や身体にやさしいだけじゃなく、排水を汚さないから自然にもとってもやさしい商品です。
洗剤を洗い流すためのすすぎもいらないので、節水・時短にもなります。
なかには30年以上お使いいただいている方もいるほど、多くの方にご愛用いただいております。
エポクリン誕生秘話
エポック(画期的な)+クリーン(汚れ落し)という合成語から名付けられた、「エポクリン」加工。誕生のきっかけは、まさに偶然の産物でした。
ある日、ゴムの専門家・故 飯野博一氏が、研究中に容器を倒してしまい、性質の違う2種類のゴムが混ざってしまったのです。
慌てて布で拭き取り、2種のゴムが付着したままの布で汚れをこすってみると、驚くほどスッキリきれいに!
ヒントを得た飯野氏は、さらに研究を重ね、1972年にエポクリン加工を発明。1974年に特許を取得した「エポクリン加工」は、 当社にしか生産できない特殊技術となっています。
※「エポクリン加工」のOEM製品は流通しています
発明者 飯野博一氏
飯野博一氏(1919-1995年)略歴
- 1919年 大阪生まれ
- 1945年 大阪帝国大学工学部卒業
- 1946年 世界長ゴムに入社。取締役技術部長、研究所長、研究・技術・開発担当取締役を歴任
- 1958年 ゴムを同時発砲させた「スポンヂ底靴の製造法」を発明
- 1962年 大阪府知事賞発明功績者、発明協会近畿地方発明表彰特賞を受賞
- 1963年 全国発明表彰発明賞受賞
- 1970年 世界長ゴム退社
- 1972年 イノベ化成を設立、代表取締役就任。「エポクリン加工技術」を発明
- 1974年 「エポクリン」で特許取得
- 1976年 高木化学工業(後のナチハマ)代表の高木常弘と共に、エポクリン加工製品の普及活動を開始。
- 1982年 黄綬褒章受章
- 1985年 ナチハマ取締役顧問就任。社団法人日本ゴム協会関西支部長、ゴム工業技術員会幹事などを務め、技術者の育成、ゴム産業の発展に貢献。
- 1990年 日本発明振興協会・日刊工業新聞社共催 第15回発明大賞松原発明功労賞受賞。
- 1992年 勲五等瑞宝章受章
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