正岡子規は、松山が生んだ偉大な俳人。
その名は、近代俳句を語る上で欠くことのできない人物です。
小説「坂の上の雲」の主人公のひとりでもあります。
短歌の造詣も深く歌集「竹乃里歌」を出しています。
「竹の里」はこの俳聖を偲んで、その代表歌集の 一つ「竹乃里歌」にちなんで得た名です。
「竹乃里歌」は明治十五年から明治三十五年にわたって綴られた 歌集で、この俳聖を語り、近代俳句の誕生への変遷をたどる上で 貴重な歌集となっています。
「竹の里」は北海道大納言小豆を軟らかく煮、 寒天を加え練り上げた最中でございます。 餡にはいっている求肥は、良質の餅粉を 長時間かけて練り上げたものです。
*「求肥」とは、白玉粉に白砂糖と水あめを加えて 煮ながら、半透明になるまで、よく練り上げたものです。
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