デニムの聖地が岡山であるとするなら、
日本におけるコーデュロイの聖地は静岡・磐田です。
その昔より静岡県西部に位置する遠州は
織物の一大産地。
織り、カッティング、毛焼き。
上質のコーデュロイには、熟練の職人技の叡智が
凝縮されております。
大量生産品に多いナイロンなどが含まれていない
コットン100%だからこそ、毛焼きの処理ができ、
美しい光沢が浮かび上がります。
デザインソースは古いフランス製のワークジャケットから。
3ボタン、ナローラペル、ノーベント、パッチポケット、
裏地なしの一枚仕立てというシンプルなジャケットは、
ワークウェアらしい無骨さを持ちあわせます。
太畝(うね)のコーデュロイと合わさることで
クラシカルな雰囲気たっぷりなジャケットになりました。
丈夫さも折り紙つきなので、しっかりと
末永くご愛用頂けるはずです。