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「ワインを飲んでいるときは誰よりも冗舌だが、支払いの時は誰よりも無口でいるべき。」 ヒグチワイン 店主談
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岡山市北区駅元町29-12
(有)樋口商店
Tel 086-252-7711
Fax 086-252-0812
今を去ること十数年前、日本中が総不動産屋となり、景気の良さに浮かれていた時代、後に「バブル時代」と呼ばれた時期がありました。
「バブル」とは「泡」の意味、内容の無い空虚なままに膨れるだけ膨らんで、突然弾けて消えてしまうことから、シャボン玉のはかなさに例えて「バブル時代」と呼んだ、と覚えている方は勘違いです。
実は「バブル経済」の語源は、17世紀始めにオランダで起った「チューリップの球根」=(バブルと呼ばれた)への過剰な投機がある日、大暴落した経済状況を基としています。
こういった勘違いはよくあることです。最近、日曜日に広場などでよく開かれている「フリーマーケット」は「誰でも自由に(free market)出店できる市場」ではなく「蚤の市(flea market)」であること知っていました?私は娘に教えられて初めて知りました。(かなり屈辱的にお教えいただきました。)
お返しに娘から「バブル時代ってなーに」と尋ねられたとき次のように教えておきました。「バブルってのは「泡」のことで「泡」といえばもちろんシャンパンの「泡」のことに決まっておる。
かつて毎夜毎夜、ロッポンギのクラブにつどいし人々がピンクのドンペリニヨンに氷をいれて、イッキ飲みの乱痴気騒ぎを行っていたむなしさと、この世の春を謳歌する様を、弾けて消えるシャンパンの泡に例えて「バブル時代」と呼んだのじゃ。
もちろんコレには語源があって、豪華絢爛な時代絵巻、ベルサイユ宮殿を舞台に繰り広げられた享楽とシャンパンの日々、錠前作りが趣味のルイ16世と「パンが食べれなきゃお菓子を食べたら」とのたもうたマリー・アントワネットを取り巻く魑魅魍魎の暗躍。
毎夜毎夜繰り返される、社交とシャンパンの狂乱。最後はあわれ断頭台の露と消えたブルボン王朝最後のあだ花のはかなさを、シャンパンの泡に例えてバブル時代と呼んだのじゃ」とかなり偏った知識を植え付けておきました。
で、私としてはですが「再びバブル時代が戻ってきて、シャンパンが飛ぶように売れればいいのに」と密かに願っている次第であります。
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