和名ではヒノキアスナロと呼ばれ、他の木と共存することを拒み、
日本にしかない品種で、約80%が青森県内に蓄積されています。
ひばとは、日本三大美林の一つで、樹齢200年〜250年位で成木となる、北国の厳しい風雪に耐え、年月を重ね育つ樹です。
建築材として、檜木と言えば、多くの社殿にも用いられていることはご存知かと思いますが、青森ヒバも他の木にくらべ驚くほど腐りにくく、百年程度伐採して山に放置しても、心材は何ともなく、そのうえ樹の良い香りを漂わせる程です。
また、他の材とは異なり人の手を加えられることがほとんどなく自然環境の中を生き抜いたものだけが残り成木になるため300年の年輪に自然環境が刻まれる野生の自然木でちょっと荒々しい一面をもっています。
弘前城をはじめ、多くの歴史建造物に青森ひばが使用され、その腐りにくさは、実証済みです。
その理由がひばの樹に含まれる、ヒノキチオールの効果なのです。
ヒノキチオールは他の樹木にはほとんど含まれず、国産のヒノキからもほとんど抽出することが出来ません。
また、台湾ヒノキからは抽出されることが知られていますが、その量も青森ヒバにはかないません。
青森ヒバより抽出される精油は 天然ヒノキチオールが主成分となっております。
そのヒノキチオールは現在医療、農業、食品関係多くの分野で利用されています。
そのヒノキチオールは現在医療、農業、食品関係多くの分野で利用されています。
タイワンヒノキが名称の由来です。そのためヒノキの成分のような通称となってしまいました。
しかし、実際にはヒノキ属には極微量しか含まれず、
現在、天然ヒノキチオールは 青森より産出される、天然ひば材より抽出されております。
しかし、実際にはヒノキ属には極微量しか含まれず、
現在、天然ヒノキチオールは 青森より産出される、天然ひば材より抽出されております。
「ひば油」は100kgのひば材から僅か1kgしか生産されません。
その中に、ヒノキチオールはわずか約2%しか含有されていません。
とても貴重な物質なのです。
現在、医療、農業、食品など多分野において利用研究が進められています。
青森県内では年間約80トンの青森ひば油と、ひば油の100倍近いひば留出水が生産されています。
その中に、ヒノキチオールはわずか約2%しか含有されていません。
とても貴重な物質なのです。
現在、医療、農業、食品など多分野において利用研究が進められています。
青森県内では年間約80トンの青森ひば油と、ひば油の100倍近いひば留出水が生産されています。
天然青森ひば精油は、ヒノキチオール以外の類(β‐ドラブリン)を含み、合成ヒノキチオールとは異なります。
β‐ドラブリンはヒノキチオールと同等の活性スペクトルを示します。
β‐ドラブリンはヒノキチオールと同等の活性スペクトルを示します。
ヒバ油成分組成
中性油 | 酸性油 |
ツヨプセンツヨプセン セドロール ウィドロール その他 |
ヒノキチオール β-ドラブリン カルバクロール i‐ロジン酸 その他 |