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「お知らせ」とは



「ハーニー&サンズ」は、世界のグルメに愛されているティー・ブランドです。
英国の紅茶の伝統を基に、ジョンハーニーが1983年ニューヨーク郊外にて創業しました。

世界中の紅茶園から厳選された最高級の茶葉のみを使用し、斬新な着想のユニークな創作茶を数々発表。
ホットシナモンスパイス等が大好評を博し、今では顧客リストに「ウォルドルフアストリア」
「フォーシーズン」等の高級ホテルが名を連ねています。

その人気は、米国内に留まらず、本場英国の最高級ホテル、ドーチェスターのハウスティーとして、
紅茶界のオスカー、英国ロンドンのAfternoonTea Awardを2007年に受賞。

現在はハーニー家の長男マイクがマスターティーブレンダーとして、
毎日50種類もの茶葉の品質をきびしくチェックし、満足のいくものだけをパックしています。
製造にかかわる一人一人が、「全ての一杯まで満足」の製品作りに誇りを持って、真摯に取り組んでいます。

丹精こめて作られるハーニーの紅茶は、ハイクラスなホテルや高級グルメストアのみにて販売するため、
常に新鮮で高品質を維持しています。

おもな取扱先

海外: ドーチェスターホテル、グラマシーパークホテル、セントレジス、ウォルドルフアストリア、フォーシーズン」等
国内: ディーンアンドデルーカ全店、ザコンランショップ全店、ジルスチュアートカフェ、BALS TOKYO、にて展開。

ハーニー&サンズは、社会的にも環境的にも革新的な「1%フォー・ザ・プラネット」のメンバーとして、
年間売り上げの1%を寄付することにより、世界各地の環境保護活動を支援しております。

マンハッタンから北に、ルート22で、二時間ほど、
ミラートンの、ハーニー・アンド・サンズのティーハウスはすぐにみつかります。

まさに、お茶のお家。壁一面の棚には、全ての銘柄が並べられ、
テイスティングルームにゆっくりと座ってお好きなお茶をお好きなだけお試しいただけます。

ショップには、お茶はもちろんのこと、可愛いティーポット等、
お茶にまつわる小物も充実、日本へのお土産に良いものがみつかります。
軽いお食事もできます。

ちょっと立ち寄るつもりでも、店内を歩き回ってあれこれ見ていると、
思わず時間が過ぎてしまいそうです。

Open: Mon〜Fri 10:00〜17:00 / Sun 11:00〜16:00
Lunch Time: Mon〜Fri 11:00〜16:00 / Sun 12:00〜15;00
お茶のサービスは、閉館30分前に終了

2010年10月、ニューヨークのソーホーにオープンしたフラッグショップ。
ニューヨーカーが待ちに待っていたオープンですので地元でも大好評!

ミラートンの本店と同様、たくさんの銘柄が壁の棚にズラリと並んでいます。

Sencha、Bancha、Tencha、Macha、Gyokuroなどなど、日本茶のラインナップも充実。

広々とした店内には、カフェも併設してあるので、
観光やショッピングのあいまに、ちょっと一休みなさるときおススメのスポットです。
Open: Everyday 10:00〜19:00




ハーニー&サンズは、小さなティーハウスから始まった。

ジョン・ハーニーが、ハーニー&サンズの設立を決意したのは27年前のことである。それまでの人生で成し得なかった彼自身の夢の実現に向けて、初めの一歩を踏み出した。(そのとき、彼は53歳であった)。

すでに、紅茶の師スタンレー・メーソンのもとで茶の基本は理解していた。しかし、当時の茶を取り巻く状況は、現在とは全く異なっていたようだ。

中国が貿易に開かれたのは、ごく最近のことで、1983年には、わずかの茶葉が輸出されているにすぎない。従って、台湾が「中国」茶の供給源であったが、それは、今私たちが好んでいるお茶の味とはかけ離れていた。

台湾では、まだ、緑がかったoolongsは製造されていなかった。インドの茶は、まだ英国人の影響が強く、ダージリンもアッサムも、ミルクと砂糖のためにただ濃く単調なものだった。インドでは、季節感や豊かな風味に富むお茶の開発を始めたばかりだった。日本では、日本茶を国内に留めていた。

もし、1983年に戻ってみたなら、世界中に、あまり豊かな種類のお茶は見つからないはずだし、当時はそれでも済んでいた。わずかな人にしか、お茶は好まれていなかったのだから。

それから、お茶の世界はなんと素晴らしく変わったことか…!ハーニー&サンズの成長のストーリーは、家族の絆のストーリーでもある。以下、創設者のジョンが彼の言葉で語っている。

こんなことが出来ると誰が思っただろうか?私のお茶が、ニューヨークやロンドンの高級ホテルのスイートルームに用意され、世界中のVIPの方々に味わっていただき、皆様に笑顔を提供することになるとは!

その昔事業を始めた頃、私達の住まいの地下室に、茶箱(まだ、かさばる木箱だった)があり、学生だった末っ子のポールが、産地から届いた荷を狭い階段を引きずり降ろして、私は買って下さる少数の顧客に発送するために、軽い箱を上に持って上がる…、そんな、シーンを思い出す。 1983年、それなりに忙しかったが…(たいしたことではなかった)。

私は、チャック・ウィリアムズと名乗る人物からの最初の電話を今でも覚えている。彼はいくつかのキッチン用品の店を持っていると言い、私の茶を扱いたいと言った。

そして、 ハーニー&サンズは、ウイリアムズ・ソノマで好評を博し、そこから大きく成長を始めた。もちろん、ウイリアム・ソノマは今でも大切な顧客である。

数年後、息子のマイケルも、私の事業に参加することを承諾してくれた。マイケルは、最良の味わいのお茶の探索のために世界中を回った。 私たちは新しい家に引っ越し、事業はさらに成長を続けていった。娘のリサは、大学の休暇中に、ニューヨークを営業で回り、Waldorf=Astoriaウォルドルフアストリア・ホテルとの契約をとりつけた。ウォルドルフ.アストリア・ホテルから始まって、今では、ハーニー&サンズのお茶は、有名ホテルのスィートルームには欠かせないものとなっている。ポールも、海兵隊の後この事業に加わった。

機械好きのポールの参加は、私たちを新しい世界に連れてきた。と、言うのは、梱包マシンを導入したのだ。 私はいまだにスイッチのいれ方もわからないが、それらの機械は確かに効率が良く、最高の味わいのお茶を、より早く提供することが可能になった。

もう、次の時代だ。孫のアレックスは、レストランの管理をしている。エメリック、マロリー、バートも、夏休みは、それぞれ、働いてくれた。

皆がよく仕事をしている間、妻エリスと私は、ヨーロッパを旅行した。旅の目的は、このエリアの顧客の皆様を訪問することだった。ヨーロッパの素晴らしいホテルやレストランに歓迎していただいて恐縮なほどだった。

ハーニー&サンズは、ヨーロッパでも、温かく迎えられていることを実感した。なんという変化、私がビジネスを始めた頃には、旅行といえば、ボストンだったのに…。

53歳から、全てをお茶に捧げると誓った者の夢は叶った。 紅茶の師、スタンレイ・メイソンは、私に英国の伝統であるお茶について、たくさんのことを教えた。長い旅路に踏み出す私の背中を押してくれたのはスタンレイだ。そして今、私たちは、スタンレイが考えもしなかった新しいお茶を扱っている。

紅茶の世界は、この25年で大きく発展した。
私は、今後も最良の紅茶を提供していこうと心に決めている。
お茶の伝統は守っていかなくてはならない。
私の紅茶への愛が、家族に、そして世界中のお客様に伝わることを祈っている。
皆様の健康に乾杯!

I drink to your health.
-John Harney
Harney & Sons founder and Master Tea Blender