有害な「太陽紫外線」
オゾン層の減少に伴い、地上に届く太陽紫外線の量が年々増加しているといわれています。
日焼けは皮膚の老化を早め、皮膚細胞の遺伝子DNAにたくさんの傷をつけます。
日常浴びている量の紫外線でも、皮膚の免疫力を低下させてしまい、ウイルスやカビによる感染症にかかりやすくなるといわれています。
紫外線量の多い時期
紫外線の量は3月から増え始め、ピークは5〜8月。暑くなってから紫外線対策を始めても遅いのです。
特に5月や10月のさわやかな季節は日差しが弱く、汗もかかないので、
つい長時間屋外で過ごしてしまいがちなので要注意です。
紫外線のパワーはまだ弱くても、長時間日に当たれば、たくさんの量の紫外線を浴びるわけですから、
肌に与えるダメージは夏と同じか、むしろそれ以上です。
大切な「紫外線対策」
現在の子供たちが大人になるまでに浴びる紫外線の量は、今の大人よりはるかに多くなることでしょう。豪州やニュージーランドの小学校では日焼け止めクリームやサングラス使用を義務化している地域もあり、11:00〜14:00の間の戸外活動を禁止している地域もあります。
日本でもこのまま紫外線が増加していけばこのような対策が必要になってくるでしょう。
具体的な紫外線対策としては、
- 天気の良い日は帽子をかぶる。
- 長時間炎天下での戸外活動を控える。
- 日焼け止めクリームをぬる。
などが簡単で効果的な方法です。
1日のうち最も紫外線が強い時間は10:00〜14:00の間で、1日の紫外線の8割がこの時間に集中します。
特にこの時間帯のお出掛けには注意しましょう!
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