













■足底が厚地クッション(高密度パイル生地)この靴下の特徴は色々ありますが、1番の特徴はなんといっても足底がクッション(高密度パイル生地)になっていることです。足底が厚いソックスは人気がありますね。ところがなぜか五本指の厚底モデルは見かけません。
「立ち仕事・歩き仕事で5本指は必須なのに…夕方には足裏が痛い」
「床が冷たいとき、足裏の冷えが気になる」
「固い靴なので、薄い生地の靴下だと履いているうちに足が痛くなる」
「毎日1万歩近くウオーキングするので、足底がすぐに擦り切れてしまう」
そういった声にお応えして、市場にない商品を開発いたしました。
足底がクッションになっている普通の靴下は普通に売っているのに、どうして5本指の厚底クッションは見かけないんでしょう?ここからは業界の裏側のお話になってしまいますが、そもそも技術的に極めて難しい商品になります。加えて最近は薄いショート丈の先が丸い靴下も、5本指のロング商品も3足よりどりいくらで売らざるを得ないお店が多いです。市場も小さい、利益も全然でない5本指、加えて厚底クッションなんて凝って高い商品を棚に並べても赤字になってしまうのです。
■絶対にズレない、ふくらはぎまで覆うロング丈世間の目を気にする多くの日本人は「恥をかきたくない」と思っています。男性ならソックスで1度や2度は恥をかいた経験があるでしょう(当店店長もそのうちの一人です)。座敷に上がったら靴下に穴が空いていたというのは、典型的なパターン。或いは、ワンポイントが入っているのに左右違っていたりとか。
これらは指摘されずともわかる恥。ところが、多くの男性が「恥」と気づいていないものがあります。それは、すねの肌が見えてしまっていること。これはスーツの本場の視点では完全にアウトですこの失敗を防ぐのは難しくありません。ビジネススーツを着用するときには、ひざ下まで長さのあるハイソックスを合わせればいいのです。
こうアドバイスをすると、何人もの男性から「夏もですか?」と尋ねられました。夏であろうが冬であろうが、スーツにハイソックスを履くのは、すね毛を見せない着こなしマナーのためです。欧米の百貨店に行くと、こうしたビジネス用のハイソックスが何種類も販売されています。
ところが、肝心の5本指のハイソックスを百貨店で見かけることはあるでしょうか?また、百貨店のビジネスソックスは無意味に薄くスケスケだったりします。見た目も耐久性も良くありません。ハイソックスはスーツだけではなく、冬場の屋外仕事でも必要なのですから。
そこで、当店では自社工場があるメリット最大限に活かし、ニッチだけど必要な5本指のハイソックスを開発しました。カカト部分は針を何度も半月状に動かして、面積を増やしかかとを包み込むように編みました。格安品はここを浅く作りますが、ここが浅いと靴の中で生地がズレたり回転してしまいます。
■毎日履くものだからこそ、素材や履き心地にはにはこだわって5本指ソックスは普通の靴下よりも穴があくことが多く、それに不満をお感じの方は多いのではないでしょうか。粗悪な綿を使うとすぐに繊維が抜けて薄くなるし、安物のポリエステルを使うとテカテカになるうえ汗を吸収せず熱・匂いが靴下内に残ります。
この靴下は厳選された原料を微妙な比率で使用し、綿由来の吸水・給汗・抗菌防臭性を保持しながら、ポリエステルの特長である速乾・摩擦堅牢性をバランス良く得られるようにしました。これにより、「丈夫で」「細菌の増殖を抑え」「汗を吸い」「湿気を発散し」「洗濯後に乾きやすい」を実現させました。