|260年以上の歴史を誇る
ワイングラスの老舗、リーデル。
同じワインでも異なる形状のグラスで飲むと香りや味わいが変わるという事に着目し、世界で初めてブドウ品種ごとに理想的な形状を開発したオーストリアのリーデル。
これらのグラスは、世界中のワイン生産者たちと共に“ワークショップ”と呼ばれるテイスティングを繰り返して決定され、ワインの個性や造り手の想いまでも忠実に再現するグラスとして、ワイン生産者や愛好家の方々から絶大な信頼が寄せられています。
「機能的に、かつワインを楽しむために最高のグラスを選ぶなら、オーストリアのリーデル社製のものである。偉大なワインを味わう時の、このグラスの素晴らしさは計り知れない。リーデルグラスが他のものと如何に異なるかは、どんな言葉を使っても、語り尽くせない。」
ロバート・M・パーカー・Jr.
|リーデルの基本理念
「飲み物の個性がグラス形状を決定する」
飲み物の個性に合ったグラスは、香りや味わいを重視するすべての飲み物がそれぞれもつ、特有な風味を的確に引き出します。
1950年代後半、リーデル家9代目当主クラウス・リーデルが史上初めてブドウ品種に合ったグラス形状というコンセプトをワイングラスの世界に導入しました。
その後、リーデルはそれぞれのブドウ品種毎の個性に合わせたワイングラスを次々と開発し、世に送り出したのです。
これらのグラスは、ワインの香り、味わい、バランス、そして後味を感覚へと移しかえる機能をもった、“ワインの個性を引き出すグラス”です。
|リーデル製品の強み
リーデルが手掛けるグラスやデカンタは、ワインやスピリッツを嗜むための最高の器として世界中に普及しています。
特にワイングラスの分野では、同じワインでも異なる形状のグラスで飲むと香りや味わいの印象が変わるという事に着目し、世界で初めてブドウ品種毎に異なる形状のグラスを開発し、シリーズ化しました。
これらのグラスはリーデル独自で開発するのではなく、世界中のワイン生産者たちと共に納得のいくまで“ワークショップ”(テイスティング)を繰り返し、最適な形状を探し当てるというプロセスを経て決定されます。
それ故に、世界中のワイン愛好家から絶大な信頼が寄せられています。
多くの形の異なるグラスの中から、飲みものの個性を最大限に引き出すボウル形状を、テイスティングを繰り返すことで探し出していくプロセスです。
これは、好き嫌いではなく嗅覚と味覚だけを使い飲み物のティピシエ(特徴)を見極めることが非常に大切です。
そのため、飲みものの造り手やスペシャリストによるテイスティングを行っています。
また、より適したものを選んでいくのではなく“消去法”をとることで、より公正で正確なデータを得ることができるのです。
|なぜグラスの形状が重要なのか
・ワイングラスは3つの部分、ボウル、ステム(脚)、台座で構成されています。
・ステムの長さと台座の大きさは、ボウル形状とのバランスによって決定されるもので、グラスのデザイン(=構造)の一部です。
・ブドウ品種に合わせたワイングラスは、精巧に調整されたボウル部分、すなわち3つの変数(形状、サイズ、口径)を特色とします。
・ブドウ品種に合わせたワイングラスは、ワインの「メッセージ」を人間の感覚(すなわち、ワインの4感覚)に移しかえなければなりません。
|ワイングラス選びにこまったら。まずは揃えたい5つのタイプ
グラスの形状によって、ワインの香りの印象は異なり、口の中をどう流れるのかで味わいの印象もまったく変わってしまいます。
赤ワインの渋みが苦手だったり、白ワインを酸っぱく感じることはありませんか?その原因は、間違ったグラス選びにあったのかもしれません。
リーデルは世界中のワインに合わせ、160種類以上のグラスを用意しています。まずは基本の5つのタイプをご紹介します。