「加賀鳶・吉祥（かがとび・きっしょう）」は繊細で香り高い、最上級の純米大吟醸

契約栽培・特別栽培した酒米の最高峰「山田錦」のみを使用。精米歩合40%まで磨き上げ、伝統の技で丹念に仕込み、低温醗酵させた純米大吟醸の原酒です。日本酒の生命線である旨味のふくらみと、香り高く繊細な味わいを両立させました。８℃前後に冷やしてお飲みください。ワイングラスでお飲みいただくと、存分に香りをお楽しみいただけます。

ワイングラスで愉しむ理由

純米大吟醸を存分にたのしむためには、ワイングラスでお飲みいただくのがおすすめです。 純米大吟醸の特長はなんといってもそのフルーティな吟醸の香りにあります。酵母や発酵によっても異なりますが、精米歩合を高めることでより香りの高さを楽しめます。

◆おすすめの飲み方◆
お酒をグラスの３分の１程度まで注ぎ、残りの３分の２は香りのためのスペースに。 グラスをくるくる回すと香りがグラスいっぱいに広がり、ちょっと鼻をグラスの先に近づけるだけで大吟醸の持ち味である果実や花のような香りを楽しめます。繊細な味わいを楽しむためには少しシャープな口元のグラスがおすすめです。

米の原形は損なわないよう

精米の過程で傷ついたり砕けてしまった米は酒造りには使えません。 玄米の形を損なわないように、味わいの設計や米の品種に応じて微妙に調節しながら、まる二昼夜をかけて丁寧に磨きます。磨き上げた白米は真珠のような美しさ。吉祥も精米歩合40パーセント。技巧を凝らした一品ですが、心白に含まれるデンプン質を限りなく純粋なカタチでとり出すことで品のある味わいが生まれるのです。

最高の酒米を最も適した産地で

酒米の最高峰「山田錦」は全国の酒造家から熱望されていますが、育成が難しい上に栽培地が限られているため、稀少価値の高い存在です。 山田錦発祥の地とされる兵庫県多可町中区は、盆地特有の気候と粘土質の土壌をもち、山田錦の栽培に最適な条件を備えています。 1960年に福光屋は、この中区・坂本と山田錦の契約栽培を始めました。

「加賀鳶（かがとび）」とは？

江戸の昔に活躍したのが加賀藩お抱えの大名火消し「加賀鳶（かがとび）」。面たくましく、力あくまでも強く、火消しの技と、喧嘩早さは天下一品。賑々しくも勇ましく、粋な集団として江戸八百八町の人気をさらっていました。そんな加賀鳶の粋の良さを表現したのが、歌舞伎の出しもの『盲長屋梅加賀鳶（めくらながやうめがかがとび）』。加賀鳶と江戸の町火消しとのケンカがらみの、江戸の人情や風俗を生き生きと表現した河竹黙阿弥のヒット作です。長半纏に染め抜かれた雲に雷をモチーフにした「加賀鳶」のロゴマークは、加賀鳶連中の心意気と地酒の力強さを表しています。

目指すのは、最高のキレ味

加賀鳶が最も大切にしていることは、「キレ」です。単に辛いだけでなく、日本酒の生命線である旨味を大切にしながらのキレる辛口。香りはもちろん、口に含んだ後、飲み込んだ後、そして余韻まで。純米造りの技術を徹底的に追求することで、旨さの領域を広げることに挑戦し続けています。酒造りの妙技をぜひご堪能ください。

世界から評価をいただく最高のギフト

「加賀鳶 純米大吟醸 吉祥」は、フランスで開催された「Kura Master(クラマスター)日本酒コンクール 2022年度 純米大吟醸酒部門」で金賞を受賞しました。人生の節目に、儀礼の日に、感謝やお礼の品として。特別な日常を彩る堂々とした純米大吟醸。日本酒好きな方に、おすすめの1本です。包装・お熨斗は無料サービスでお届けいたします。


Kura Master(クラマスター)とは？
フランスで2017年から開催されている日本酒のコンクール（品評会）で、フランスの一流ホテルのトップソムリエらにより審査が行われます。2022年の審査会は5月23日（月）にパリで開催。5つのカテゴリー（純米大吟醸酒部門、純米酒部門、サケスパークリング部門、生酛部門、古酒部門）に対し、過去最多の1110点が出品されました。フランス国家が最高職人の資格を証明するMOFの保有者をはじめ、一流ホテルのトップソムリエやバーマン、カーヴィストやレストラン、ホテル、料理学校関係者など飲食業界のプロフェッショナル91名が審査員となり、ブラインドスタイルによって審査されました。

包装・のしは無料サービスです

もちろん、明細などわかるものは一切お入れせずにお届けいたしますのでご安心ください。