地酒づくりの作業風景

お米を蒸す作業です。一度に300Kgものお米を処理します。
蒸すときの蒸気の圧力で蒸しあがりの状態を調整します。
東鶴酒造では米の旨味がしっかり出るように高圧の蒸気でしっかり蒸しあげます。

蒸しあがったお米は手作業で運び出します。
100℃近い蒸し米を代々使用している木桶で担いで運びます。

蒸したお米を温度調整します。
麹を造るときは40度、タンクに仕込むときは10度以下まで冷やします。
この温度調整がお酒の出来に大きく影響します。

タンクに仕込んだ醪(もろみ)と呼ばれる状態から
約1か月かけてゆっくり低温で発酵させます。
そうさせることにより味わい深く、雑味のない旨味と透明感が共存するお酒になります。

弊社の使用している搾り機です。
槽(ふね)と呼ばれ、全国でも1割くらいしか使われていない昔ながらの機械です。

酒袋と呼ばれる専用の袋に醪を入れて300枚ほど手作業で積んでいきます。