意外と簡単にできるすっぽん鍋
あまり馴染みのない方にはちょっとハードルが高そうですが、じつはすっぽん鍋って意外と簡単に作れます。
(一例)
1.まずタップリのお湯を沸かしたお鍋でスッポンの切り身を湯がきます。
2.土鍋にお水と昆布・日本酒・調味料を加えて1のスッポンを入れ、丁寧にアクを取りながらクツクツと煮る。(※途中で昆布は取り出す)
3.スッポンが柔らかくなった頃を見計らい、野菜やお豆腐などお鍋の具材を投入して煮えたら出来上がり。そのままでもよし、ポン酢で召し上がるもよし。お好みでどうぞ。
4.お鍋を食したら残りのスープにご飯を入れて、旨みと栄養たっぷりの雑炊で締め。スッポンを余すことなく堪能しましょう♪
すっぽんは古くから滋養強壮に用いられた高級食材でした
すっぽんは江戸時代までは主に西日本で食べられていたそうですが、江戸時代になると徐々に関東の方でも食べられるようになりました。
食用にしたのはかなり昔からのようで、滋養強壮にいいとして重宝されており当時から比較的高級な食材だったようです。
生態はかなり臆病で、人の姿を見たり感じたりするとすぐに水の中に逃げ込んでしまいます。淡水性で本州以南の四国・九州に生息しています。
すっぽんという名前には由来があるそうで、一つはすっぽんの鳴き声が「スホン…スホン」や「スポン…スポン」と聞こえるからとか、慌てて水に飛び込んだときに「スッポン」と音がしたためとか言われているようです。
ストレスを与えないよう広い環境で飼育されています
大和養殖のすっぽんは、佐賀県多久市西多久町の山あいにある養殖場で、静かな自然環境に恵まれた環境の中で極力ストレスを与えないように大切に育てられています。
佐賀県は、かつて30軒ほどのすっぽん養殖場があったというほどすっぽんの養殖には適した土地で、中でもその中央にあたる多久市は気候も温暖で、年間を通しての平均気温も15℃と比較的穏やか。すっぽんの養殖には恵まれた環境だったのでしょうね。
八幡岳から流れ出る清流で育てられたこのすっぽんたちは、鍋に唐揚げにと皆様方の食卓をきっと賑わしてくれることでしょう♪
必須アミノ酸を豊富に含むすっぽんで毎日を力強く!!
すっぽんには、人間に必要なアミノ酸20種のうち体内で作ることのできない必須アミノ酸など18種が含まれています。
アミノ酸はタンパク質を作るための必要な栄養素で、人間の血液や筋肉といったさまざまな組織を構成するための重要な成分でもあります。
そのほかにも、ビタミンA・B群や牛乳の10倍にもなる含有量のカルシウムをはじめ、ミネラルやコラーゲン、リノール酸などの豊富な栄養素がすっぽんにはバランス良く含まれています。
現代病である生活習慣病予防にも効果があると言われている食材ですので、自分の体の環境から変えていきたいと思われる方にはピッタリの食材です。
私達はそんなすっぽん一匹一匹を、愛情を持って大切に育てております。(生産者)