宮城県産ホタテの生産量は全国の生産量の僅か2.3%。
その中でも気仙沼の唐桑や大島、いわゆる三陸の海で生産されたホタテはさらに希少なホタテ貝といえ、貝柱が大きく、口に含んだ瞬間に広がる甘味が特徴です。
口に入れた瞬間に広がる甘味は、三陸の豊かな海の力を感じることができます。
刺身で食べるのはもちろん、ご飯の上に乗せてホタテ丼にするのもオススメ。
また、熱を加えてもホタテの大きさが変わらないので、バター焼きやフライ、バーベキューの際に網焼きにしても美味しくお召し上がりいただけます。
宮城県気仙沼市は世界三大漁場の一つ三陸沖に位置し、一年を通して様々な種類の魚が水揚げされています。
その豊かな海の環境は漁だけではなく、養殖でも存分に活かされています。
ホタテ同士の間隔を空けて飼育し、定期的に貝を引き揚げて付着物を洗浄するなど、手間暇かけて丁寧に育てられたホタテは、貝自体が大きく育ちしっかりとした実入りになります。
【震災を乗り越え、想いを引き継ぐ】
株式会社マルフジは昭和63年創業。
ホタテやカツオ、さんまなどを中心に取り扱ってきた鮮魚卸売会社です。
東日本大震災で先代の社長夫婦が亡くなられ、当初は会社の存続も危ぶまれましたが、当時専務だった加藤さんが社長に就任し先代の想いを引き継ぐことに。
また、当時の従業員さんたちも戻ってきてくれ、現在も働いてくれています。
「周囲の人の頑張りと励ましに、自分も頑張ろうと思えた」と加藤社長。
ただ良いものを仕入れるのではなく、生産者のこだわりを理解した上で、大切なお客さんに責任をもって届けております。
●ご支援をお願いします
中国が日本の水産物を全面禁輸にしたことにより、漁業者や養殖業者、水産加工業者の販路に大きな影響が出はじめており、風評被害も含め、今後、更なる影響が懸念されています。
燃料・経由・ガソリンなど経費高騰の一方で、ホタテの平均買取価格が1月に比べkg単価が150円ほど下がっており、月の売り上げが500万ほど下がる見込みです。
震災の原発事故での風評被害があったときと同様に、生産者の生活を危ぶむほどの大きな影響となります。
生産者からは
「今年のホタテは実入りも良くてすごく成長がいい。あとは出荷待ちだが、出荷の依頼が来ないので順調にこれが売れるものなのか不安。」との声が聞かれています。
生産者が愛情を込めて育てたホタテを、ふるさと納税という新しい販路にて応援してくださると幸いです。
また、本市の返礼品にかかわらず、我が国の水産業を国民全体で支えていければと考えておりますので、是非、皆様のご支援を賜りますようお願いいたします。
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