宝石言葉は慈愛・誠実・高潔。サファイアは「ダイヤモンド・ルビー・エメラルド」と並ぶ世界四大宝石としても
有名で、その深く美しいブルーは「ロイヤルブルー」「コーンフラワーブルー」と呼ばれ宝飾品として愛されてきました。
その吸いこまれるようなディープブルーは、古来より神の叡智を与えられると信じられてきました。
またダイヤモンドに次ぐ非常に高い硬度(9度)を持つことから、永遠の愛を築く宝石としても用いられています。
サファイアはコランダムという鉱物のグループに属しています。コランダムは非常に多くの色を持つ鉱物でそのうち
赤色の石をルビー、他の緑、黄、紫、ピンク、黒などの石はすべてサファイアと呼ばれます。
サファイアはブラジル、インド、アメリカ、中国、南アフリカ、オーストラリアなど各地で産出されますが、宝石
としての主要な産地は、ミャンマー、タイ、スリランカです。
様々な色彩をもつサファイアですが、やはり人気が高いのは深い青色のものです。ブルーサファイアは愛の不変を誓う
誠実の石とされ、夫婦の絆や、恋人との関係をよくするために効果があるとされています。
またサファイアは、その硬さゆえ「礎を盤石なものにする」という効果があります。新しい生活を始める時などに、
しっかりした基礎を築くのに役立ちます。サファイアの美しい青色には心を静め、感覚を研ぎ澄ます作用があります。
常に落ち着いた精神状態でいることができ、真実を見つめることができるので知性も磨かれます。