ヴィーニャ・エチェヴェリア Vina Echeverria |
フランスとスペインの国境、バスク地方をルーツに持つエチェヴェリア家。
1720年にチリへ移民し、1900年代初頭に先祖がフランスのモンペリエより持ちこんだ苗木からブドウ栽培・ワイン造りを始め、以来頑なにフランス流儀の古典的で妥協なき高品質ワイン造り、家族経営にこだわり続けるブティックワイナリーです。
バスク語で「新しい家」を意味するエチェヴェリア家はヨーロッパのバスク地方より1740年にチリへ移民して以来、今日まで一貫してエチェヴェリア家により運営、経営されている長い歴史を持つ真の家族経営ワイナリーです。
1900年初頭にはぶどう栽培に理想の土地を追い求めて現在のクリコ・ヴァレー、モリーナに拠点を据え、長年大手ワイナリーへのバルク売りを主に行っていました。
1980年頃にロベルト・エチェヴェリア氏の代となり、自らの家族の名前を冠した世界に誇れる高品質ワイン造りを決意し、元詰めを増やします。
そして1992年には当時小規模ワイナリー先駆者の一人であった彼らは海外輸出を開始し、徐々にその品質が高く評価されて現在では全生産の99%が輸出向けとなり世界35ヶ国以上へ輸出されています。
今日までの名声を築き上げた父の助言の元、現在息子のロベルト・イグナシオ・エチェヴェリア氏がチーフ・ワインメーカーとして指揮を執り「品質追求に終わりは無い」という情熱を継承し、日々邁進しています。
自社畑とワイナリーがあるクリコ・ヴァレーのモリーナは南緯35度に位置し、赤ワインと白ワイン共に良質で安定したワインを産み出す産地としてチリにおけるぶどう栽培の中心地であります。
冷たい太平洋とアンデス山脈に挟まれ涼しい朝夜と温暖な日中との大きな温度差と豊富な日照量、乾燥した長いぶどうの育成期間によってアロマ豊かで凝縮した健全なぶどうが育まれます。
目指すスタイルはぶどう品種の持つ自然な風味と個性を最大限閉じ込め、豊かであると同時に繊細で調和の取れた、食事と共に楽しむべきワイン。
新世界でありながらフランスの伝統的な手法を取り入れており、クラシカルでピュアな味わいを持つエレガント・チリワインとして世界中に親しまれています。
目指すワインのコンセプトは食事と共に楽しむべくインパクトよりも味わいのバランス、エレガンスを重視したスタイル。
1992年より輸出を開始し、現在世界35ヶ国以上で愛されておりコンクール受賞やメディア掲載も多数。
チリワイナリー協会認定、持続可能性の認証「Sustainable Wine of Chile」取得。
国際規格「ISO9001」「ISO22000」認証取得。