説 明 |
家具を傷つけずに簡単に取付けられる家具転倒防止器具。 シンプルで強靱な構造は長年に渡って、ご家庭・オフィスなどで高い信頼を得ています。 洋室にも和室にもマッチするデザインです。 滑らかな床面での家具の滑り出しを防ぐ補助板(家具転倒防止板)付きで、安全性を高めています。
|
スペック |
家具から天井までの高さ ML-35(25〜35cm) ML-50(35〜50cm) ML-80(50〜80cm) ML-110(80〜110cm) 材質/鋼鉄製(メラミン焼付塗装)
|
備 考 |
※家具と天井の間の寸法が、ちょうど35、50、80cmの場合には、1つ上のサイズをご使用ください。
|
|
※大地震が発生した場合、家具の転倒により多くの負傷者が出ると予想されます。
東京湾北部を震源とするマグニチュード7.3の地震が冬の夕方に発生した場合、
東京都防災会議の被害想定によると都内全域で約54,500人が家具の転倒・落下により負傷すると想定されています。
家具類の転倒・落下防止対策は地震時の負傷防止対策として最も重要です。
●家具転倒防止のポイント
大地震のとき恐ろしいのは、大きな家具やガラスが凶器と化すことです。
防災用具を使って事前に準備をし、家の中の安全化を図りましょう。
まず第一に家具の置き場所を総点検。
とくに寝ている場所の周りをチェック。
高いタンスの前に寝ていたり、エアコンの真下に寝ていたりしないように。
2階建ての家屋の場合には、大きな家具、重たい家具は1階へ配置するようにしましょう。
また、家具が倒れて避難口がふさがれては大変です。
出入口の附近や廊下には家具を置かないようにしましょう。
あるいは万が一倒れても通り抜けられる空間を残せる位置に置くようにしましょう。
大きな揺れの後にゆとりがあれば余震に備えて、タンスなどの一番下の引き出しを手前に出しておくと良いでしょう。
倒れようとする家具を支える役目を果たします。
<倒れにくくするには重心を下げること>
重い物ほど下に入れる。これは家具を倒れにくくするための大原則です。
たとえば、食器棚では陶器やガラスでできた大きくて重いもの。
本棚では百科事典や全集などの重い本を下段に入れると、家具全体の重心が下がるので倒れにくくなります。
重い物が高い位置から落ちてくる時の危険性も考慮すると、やはり下に入れた方が良いでしょう。
<食器棚のガラスには飛散防止フィルムを>
食器棚やサイドボードのガラス面は、家具が倒れなくても中の収納物が、飛び出そうとする衝突力で割れる恐れがあります。
こうしたガラスや食器の破片が床に飛び散ると、ケガのもと。
しかも、避難路をふさいでしまいます。
窓ガラスも含めガラス面は、万が一割れても破片が飛び散らないよう、ガラス飛散防止フィルムを貼ると良いでしょう。