紫外線を浴びた肌は、肌を守ろうとメラニン色素をつくり出しますが、それがうまく排せつされないと、シミの原因につながります。また紫外線は真皮にまで到達して、肌の弾力を保っているコラーゲンを傷つけることも。それがシワやたるみの原因です。
つまり、肌の老化を確実に進行させるのが紫外線なのです。きちんと対策をしているか、していないかで5年後、10年後の肌が変わってきます。正しいケアをして、紫外線によるダメージを食い止めましょう。
UVケアの知識をCHECK!(○か×でお答えください。)
- Q1. 日陰にいればほとんど日焼けはしない。
- Q2. 日焼け止めはSPF値とPA値のなるべく高いものを使った方が安全。
- Q3. パウダーファンデーションをつけるとUV対策によい。
- Q4. 生理前は、紫外線の影響を受けやすい。
- Q5. 日焼け止めは、薄くムラなく塗るとよい。
答えはページ下部にあります。

■ 紫外線のダメージは蓄積されて肌老化につながる
真夏の太陽がギラギラ輝くような日に外出するとなると、だれもが積極的にUV対策をします。
しかし、それだけでは十分ではありません。
紫外線は、冬でも空が曇っていても毎日降り注いでいます。UVケアは一年中、どんなときでも必要なのです。
日差しが強いと紫外線も強いとカン違いしがちですが、紫外線は暑くもまぶしくもありません。
そのため、浴びている実感がなく、うっかり日焼けをしてしまうことが往々にしてあります。
そんなちょっとしたダメージがすべて肌に蓄積され、ある一定レベルに達すると、シミやシワになってあふれ出すのです。

- ● 近所に買い物に行くだけだからUVケアはしなくてもいいや。
- ● 洗濯物を干すぐらいなら、日焼け止めは塗らなくてもいいかな。
- →ほんの短い時間、紫外線を浴びただけでも、そのダメージは蓄積されていきます。
- ● 曇っているから帽子をかぶらなくてもいいや。
- →曇っていても、紫外線は雲を透過して地上に降り注いでいます。
- ● 今日は涼しいから、日焼け止めを塗らずに外出しても大丈夫!
- →紫外線は、暑さや涼しさと関係ありません。
- ● 室内だからとくに紫外線対策をしなくても大丈夫。
- →紫外線A波にはガラスを透過する性質があり、室内でも窓際にいれば紫外線を浴びています。
- ● 日陰にいるから紫外線は浴びていないはず。
- →紫外線は、まっすぐ地表に届くだけでなく、空中で拡散したり、地面に反射したりもします。日陰だから紫外線が届かないとはかぎりません。
- ● 長袖を着ているから、紫外線は肌に届かないはず。
- →長袖でも、ニット素材など目が詰まっていない服や、薄手の白い服では紫外線をさえぎることはできません。
UVケアの知識をCHECK!の答え
- Q1. 日陰にいればほとんど日焼けはしない。
×…紫外線のなかには、空中で拡散したり地面に反射したりするものもあるので、日陰にいても紫外線を浴びてしまいます。
- Q2. 日焼け止めはSPF値とPA値のなるべく高いものを使った方が安全。
×…値が大きければ紫外線防御の効果は高まりますが、その分肌への刺激が強く、肌荒れを起こす事もあります。また値が高くても規定量を守らなければ、効果は薄れてしまいます。
- Q3. パウダーファンデーションをつけるとUV対策によい。
○…パウダーファンデーションには、紫外線散乱剤に似た紫外線防止効果があります。
- Q4. 生理前は、紫外線の影響を受けやすい。
○…ホルモンバランスが変化し、生理前や生理中は紫外線に敏感になります。
- Q5. 日焼け止めは、薄くムラなく塗るとよい。
×…日焼け止めは、薄すぎて規定量より少ないと日焼け止めの効果が落ちます。