コラーゲンとは体に最もたくさんあるタンパク質。その量はナント、全タンパク質の1/3にもなります。
コラーゲンは鉄より強く体の中ではこの強さを遺憾なく発揮し、皮膚や骨、腱など、力のかかるところで大活躍しています。
■コラーゲンは美容・健康にいい?■
コラーゲンは非常に大きいタンパク質なので皮膚からはほとんど吸収されまさん。
化粧品に含まれるコラーゲンは保湿剤として働きます。
食品に含まれるコラーゲンは殆どがコラーゲン分解物です。
コラーゲン分解物の摂取による皮膚の新陳代謝促進、便通の改善、肝機能の改善などが動物実験で確認されてます。
■軟骨のコラーゲン?■
軟骨のコラーゲンの主成分はII型コラーゲンで体の関節でクッションの役割をしています。
コラーゲンは私たちの健康に深く関わっています、II型コラーゲンの遺伝性疾患としてはリウマチ性関節炎、軟骨形成不全などが挙げられます。
また、加齢、炎症、外傷、代謝障害など軟骨が障害を受けることで、関節炎になります。
関節痛はなかなか引かないことが多いのですが、軟骨の修復に時間がかかることが要因のひとつとして考えられています。
近年、欧米を中心に慢性関節リウマチ(RA)患者を対象として鶏軟骨II型コラーゲンの飲用による治療効果の促進が試みられています。
日本でも関西医科大学・整形外科学研究室において鶏軟骨II型コラーゲン食を併用したRA患者の治療が試みられており、成果が確認されているようです。
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