オーストラリアのワインのはじまりは、1788年に英国のアーサー・フィリップ大佐がブラジルのリオ・デ・ジャネイロからぶどうの木を持ち込み、シドニーの公邸の庭園に植えたのがスタートです。19世紀前半より、タスマニアも細々ではありますがワイン農園が運営され、長い歴史があります。しかし、「タスマニアの気候はワインには寒すぎる、ぶどう栽培適した土地ではない」という見解の元、1860年から1960年までの100年間はぶどう栽培はおこなわれませんでした。
その後、気候に関するデーターが揃い始め、多種多様な気候があることが分かり以前の見解が間違いであったことが分かりました。ぶどう栽培が急ピッチに進み、1980年代から一気にビンテージの設立が急増しました。貴腐ワインも早々と生産に成功しております。
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