たくわんが美味しいだけじゃない。
新潟県上越市のよしかわ杜氏の郷から、この地ならではの郷土の逸品をご案内いたします。
新潟県上越市 吉川区は、「杜氏の郷」という正式地名があるぐらい、多くの杜氏が住んでいました。彼らは酒の仕込みの季節になると全国の酒蔵に仕込み手として出稼ぎにいきます。そして仕込が終わって吉川に戻る際に、大量の酒粕を持ち帰ったそうです。 鍋に入れて食べたり、甘酒を造ったりしても余るほどの酒粕を有効利用するために、このような漬物が発達したようです。
ご紹介の商品はたくわんを粕漬けにしたもので、これが非常にまろやかな味わいに仕上がっています。 甘すぎず絶妙な塩梅。使用する大根は漬物専用品種。そのため、通常の青首に比べパリパリ感が際立っています。沢庵自体は塩だけの味付けです。
→ 甘ったるいたくわんではありませんので、ご安心ください。
酒粕はアルコールが入っているので防腐効果が高く、長期保存が可能です。 たくわんはたっぷり2kg(5〜7本入)ですので、熟成を楽しみながら、少しづつゆっくりと味の変化をお愉しみください。(表記上は賞味期限半年ですが、かの地では1年以上熟成させて愉しみます。) そして使用している粕床が、素晴らしい。
■ 純米酒「有りがたし」の酒粕100% 純米酒の酒粕を使用。ツンとする酒臭さがなく、優しい味わいの酒粕です。 ■ フランスの天日塩 優しい風味の酒粕に、角のないフランス産天日塩を使用。まろやかです。 ■ 三温糖 ますますもって、風味がやわらかくなりました。
まず、粕をそのままなめてみて下さい。それだけで美味!
これだけの極上の粕床ですので、たくわんを取り出して大まかに粕を拭うぐらいにして、粕がたっぷりついた状態でお召し上がり下さい。【洗わないでください!】 この極上の粕床が、この大きなタッパーに惜しげもなくたっぷりと入っています。これがポイントです。 ぜひこの粕を2次利用していろんな料理をお楽しみ下さい。
甘塩鮭を漬けました。表面に塗る程度で十分。 素晴らしい味わいです。
豚のロース肉。事前に軽く塩を振るといいでしょう。
● 鍋物に。
● 魚の粕漬けに。
● 豚肉、牛肉の粕漬けに。
● 味噌汁に。
● 炒め物に。 etc・・・ また、ぬかどこのように、塩もみしたきゅうりをつけて2日ほど漬けるとこれがまた最高の味わい。素晴らしい日本の食文化を象徴する逸品と言えるでしょう。
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