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◆検電器とは
→労働安全衛生規則 第339条 第3項 にもしっかり記載されている。 「開路した電路が高圧又は特別高圧であったものについては、検電器具により停電を確認し、・・・」
◆検電器の正しい使い方
■使用手順 ・周波数によって動作電圧が変化するため、検電器の周波数と対象電路の周波数を確認してください。 ・対象電路において、検電器の使用電圧範囲が適合しているかを確認してください。 ・検電器に破損・汚れ・傷・ひび等が無いかどうかを目視で確認してください。 ・テスト動作や検電器チェッカーなどを用いて使用前の動作確認は必ず実施してください。 ・動作電圧は当て方・握り方・絶縁装備で変化します。検電器をしっかりと握り、検知部をしっかりと電線に正しく当てていないと、動作感度が鈍くなります。 ■使用上の注意 ・他の充電部に接近した場所では対象電路が停電状態でも動作することがあります。 ・人体が充電部に接近している場合、対象電路が接地していると動作することがあります。 ・検電中は感電の恐れがあるため検電器の握り部以外には触れないようにしてください。 ・高圧検電の際、電路から60センチ以内に接近する際は絶縁保護具の着用が必要になります。収縮状態で高圧を検電する場合には必ず保護具(高圧絶縁ゴム手袋・ゴム長靴)を着用してください。 ・雨の中での検電は原則として避けてください。やむを得ない場合は、検電器の構造上、雨の中での使用ができる全天候型検電器(DAH-6AR、DAM-70EL1、DAM-270EL1)を使用してください。