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子宝弁慶(コダカラベンケイ)
分類: ベンケイソウ科カランコエ属の常緑多年草
学名: Kalanchoe daigremontiana(=Bryophyllum daigremontianum) 原産: マダガスカル 別名: シコロベンケイ(錣弁慶)、コダカラソウ
一般にコダカラソウと呼ばれていますが、コダカラソウは葉に丸みがあるのに比べて、子宝弁慶(コダカラベンケイ)は葉の先がとがっています。
どちらも葉の周りに小さな子供をつけて少し成長するとこぼれて周りにいっぱい子供が増えていきます。
冬には花茎を伸ばし、淡桃色の花が咲きます。
置き場所 |
強い日光に急に当てると葉焼けすることがありますが慣れてしまうと大丈夫です。
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水やり |
気温の高い生育期はよく水を与えますが、気温の低い冬季は用土は乾燥気味に管理します。
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肥料 |
5〜9月は月に一度くらい固形肥料を与えてください。
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病害虫 |
室内に長い間置いておくとカイガラムシがつくことがあります。カイガラムシ専用スプレー「ボルン」などで防除します。 |
植え替え |
5〜9月ならいつでも植え替えが可能です。用土は水はけがよければ特に選びません。 |
冬越し |
越冬最低温度は0度くらいです。冬は水は与えず、乾燥させて冬越しします。 |
なぜ葉から子供ができるのでしょうか。
普通は種ができて繁殖するのですが、多肉植物の多くは葉が取れて地面に落ちると葉の中で子供を作るホルモンが作られて小さい新芽と根を出します。
葉に蓄えられた栄養を無駄にせずに繁殖に利用するためです。これを栄養繁殖といいますが、コダカラソウの仲間は葉が落ちなくてもホルモンが働いて子株を作る性質を持っているものと考えられています。
オニユリやヤマイモが葉の脇に「ムカコ゜」を作るのと似ているのではないでしょうか。
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■植物の状態について■
当店では自然の中、屋外での管理をしております。
写真の現品販売商品につきましても、季節によって状態は変化していきます。
撮影日を記載しておりますので、ご確認ください。
花は開花期が過ぎれば散っていきます。
花が終わった跡は、花跡をカットしている場合があります。
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