静岡で番茶といったら、この秋冬番茶をさすほどポピュラーな番茶で、9月下旬から10月上旬に生産されます。
人気急上昇で品不足傾向
以前は、秋冬番茶といえば「味はともかく値段の安いお茶」とされてきました。
そのため、一般にはあまり出回らず、工場や病院といった大量に消費する所で飲まれていたのですが、最近は事情が変わってきました。
消費が急増している緑茶ドリンクの原料に使用されたり、また、過去に富山医科薬科大学で行われた血糖降下作用に関する動物実験の結果などをマスコミで取り上げられて以来、人気が急上昇。最近やや品不足になってきたのです。
当店でも、数年前までは、殆どが業務用として販売していたお茶ですが、このところは個人のお客様向けに通販する数量が10倍程度に増え、ネット販売だけで毎年2トン以上をご利用いただくようになりました。
健康面で注目
マスコミで取り上げられたポリサッカライドという成分を多く含むほか、秋冬番茶は価格当たりのカテキン量が最も多く、研究機関で数多く発表されているカテキンの効能を経済的に取れるお茶でもあります。
意外においしい秋冬番茶
まとめてお買い上げ頂けば、送料無料100グラム当たり112円と大変お安い秋冬番茶ですが、飲んでみるとこれが思ったよりおいしくて、びっくりされると思います。
お湯で淹れても香ばしくて飲みやすいのですが、水で淹れると格段に飲みやすくなります。
作り方、飲み方
■お湯で淹れる
番茶ですので、普通のお茶と同じように急須で淹れてお召し上がり下さい。
■水で淹れる(血糖降下作用を研究した先生の提唱する方法)
1.夜、冷水ポットに水1リットルと秋冬番茶を20g〜30g入れ、冷蔵庫へ一晩置きます。
2.朝になるとかなり濃いお茶が出来上がっていますので、茶漉し等の網で漉 して別の容器に移し、必ず1日かけてお召し上がり下さい。
※お茶の量20〜30グラムというのは、一度に召し上がるお茶の淹れ方としてはかなり多い分量です。一度にこの量をお召し上がりになると体に負担が掛かる事が考えられますので、必ず少しずつ分けて1日掛けてお召し上がり下さい。
※作ったお茶は冷蔵庫で保存して下さい。
※ポリサッカライドは、熱に弱いため冷たいままで召し上がって頂くのがベストですが、冬場など冷たいお茶が苦手な方は電子レンジでぬるま湯程度に温めても結構です。 |
こうして作った秋冬番茶は、独特の番茶臭も少なく、じつに美味しく飲めます。(ペットボトルのお茶よりもずっと美味しいですよ。)
水で淹れる方法は、効果的な作り方であると共に、秋冬番茶を美味しく飲む方法でもあったのですね。
詳しい資料差し上げます
初めてのご注文時に、秋冬番茶の淹れ方や実験のまとめ等の資料を同梱させていただきます。
再注文の場合でも、ご請求いただければ資料は同梱いたしますので、注文の際に部数と共に備考欄でご請求下さい。
|