グアテマラ・アンティグアは、3つの火山に囲まれた盆地で、豊かな火山灰質の土壌が広がり、山々から吹き付ける冷涼な空気が昼夜の寒暖の差を生み出しています。
この自然環境が生み出す最高品質のコーヒーは、伝統的なコーヒー栽培がはじまったグァテマラであり、アンティグアはその最高品質コーヒーの代名詞として長く知られています。コーヒーの名声とともに、古都アンティグアは町全体が世界遺産に登録され、中米の主要な観光地となっています。
元々、レタナ農園はカトリックの修道士たちによって運営されていました。農園の名前は当時の代表であるレタナ神父に由来しています。当初、レタナ農園ではコーヒーの栽培ではなく、グアテマラの砂糖菓子である「ラパデュラ」の原料であるサトウキビが栽培されていました。
その後、オーナーがコーフィーニョ氏に変わり、最初はコーンやアボカドなどさまざまな農作物の試験的な栽培を行い、最終的にコーヒー栽培に至りました。
現在、レタナ農園はアンティグアコーヒー品評会での常連となり、2011年にはカップオブエクセレンスにも入賞しました。その洗練されたフレーバーは、アンティグア産コーヒーの特徴を鮮やかに表現しています。
どうぞRetana Yellow Bourbonが醸し出すクラシックアンティグアのフレーバーをお楽しみください。
<アンティグア・コーヒー生産者協会(APCA)>
アンティグア産コーヒーはその知名度と人気の高さから、従来から多くの偽物が出回っていました。アンティグアのコーヒー生産者たちは2000年にAPCAを設立し、アンティグアエリアの農園で収穫・精選されたコーヒーだけに証明書を発行しています。