【カーボニスト】(ウニ) ピノ・ノワール ロゼ “エクストラ・ブリュット” ▼味わい 野イチゴやグアバ様なアロマが生き生きとした、柔らかな気泡に包まれた上品なロゼスパークリング。 ウニとのペアリングを念頭に手掛けられた一品ですが、様々なシーフードと一緒に楽しめます。 ▼産地概要とワイン造り ピノノワールを主体(75%)に、シャルドネ25%をブレンドすることで、引き締まりある酸味とエレガントなミネラル感を加わえている。その果実は、カレラの拠点としても知られるサンベニート郡の契約畑、ヴィスタ・ヴェルデ・ヴィンヤード(Vista Verde Vineyard)から。太平洋沿岸の一流産地へのこだわりが垣間見える。 収穫した葡萄は全房圧搾を経て1〜2日間静置した後、果汁の純粋さと透明感を高める。 発酵は培養酵母に頼ることなく、天然酵母(100%)の活動に委ねられる。 オリ引きにSO2添加もなし。瓶詰の際に二次発酵を促すべく、酵母と少量の糖分を加え瓶詰。 3〜4か月間の瓶内二次発酵後に澱を取り除き(デゴルジュマン)、少量のワインと糖分を補充(ドサージュ)した後に改めて封入。 品質維持の優位性から、カーボニストではキュヴェの性格に応じて王冠を採用する。 【品種構成】ピノノワール75％, シャルドネ25％【タイプ】[ロゼ泡] 【内容量】750ml

【カーボニスト】 (サバ) ペットナット “ブリュット ナチュール” ▼味わい 熟した洋ナシ、リンゴ、白桃の豊かなアロマ。フレッシュな柑橘系の酸、酵母の澱のまろやかな質感が食材の旨味を引き立てる、柔らかく心地よい泡です。 ▼ペットナット（ナチュラル・ペティヤン） 新進気鋭の醸造家がこぞって手掛けるカテゴリが、通称「Pet Nat」こと「ナチュラル・ペティヤン」(ペティヤン・ナチュレ)。 近頃は高級レストランでも支持を増す中、特に旨味が重なり合う和食との相性は定評のあるところです。 アルコール発酵の途中、あえてワインを瓶詰めし、それが瓶内で再び発酵を始めることで、ワイン中には副産物として微炭酸が残されます。その結果、多くのスパークリングにある強いガス圧ではなく、穏やかな泡が口中を優しくタッチする心地よさを表します。 ペットナットには澱引き・清澄・濾過を経ないものが珍しくなく、その為、ワインには白濁色が表わされたり、酒石酸やオリが沈殿する時もあります。ですが、これは往々にしてあるものなのでご心配なく。状態や品質に問題があるわけではなく、「微発泡性のにごり酒」がそうであるように、むしろ閉じ込められたコク・旨みをご堪能頂けます。 二日間フリーランで果実とジュースを触れ合わせてから圧搾。炭酸発酵に必要十分な量の糖度を残し発酵。瓶詰めから7ヶ月でリリース。ドサージュ無し、澱引き無し。 【品種構成】ピノ・グリージョ【タイプ】[白泡] 【内容量】750ml

【カーボニスト】(タコ) アルバリーニョ “エクストラ ブリュット” ▼味わい グースベリー、キンカン、核果の花の芳香が心地よく、フレッシュで軽快な口当たりと、アルコール感が穏やかなため、グラスが何杯も進みます。 好みを問わずいくつものお料理と抜群の相性をみせますが、特に焼きダコと合わせたら「◎」です。 ▼産地概要とワイン造り カリフォルニアの州都サクラメント近郊に広がる広大なデルタ地帯(三角州)にある畑で十八番ともいえる白葡萄がアルバリーニョ。肥沃で深い土壌に適していることから、生き生きとした酸味とフレッシュな果実味を表します。 収穫したアルバリーニョを全房のままプレスし、ジュースを二日間静置。ステンレスタンクにて3週間、摂氏15〜18度で天然酵母発酵。ボトリングまで澱引きせず、SO2無添加、マロラクティック発酵無しで、酵母と少量の糖分を加えボトリング。4ヶ月間の瓶内熟成後、残糖を0にしたうえで更に澱引き。最後に少量のワインと糖分を添加しリリース。 【品種構成】アルバリーニョ【タイプ】[白泡] 【内容量】750ml

【カーボニスト】(カニ) “クラブ” エクストラブリュット スキンコンタクトスパークリングワイン ▼味わい 伝統的な製法で造られたスパークリング。新鮮味のあるアプリコット、ジャスミンを思わせる白い花のアロマが詰まっています。快活な泡とまろやかなタンニンが、強すぎず絶妙な骨格を作り出しています。 ▼スキンコンタクト製法（オレンジワイン） 赤ワインの製法(スキンコンタクト)で造られた白ワインで、その色合いがオレンジ色に見えることからオレンジワインと称されます。オレンジから造られたワインではありません。(念の為) 皮と梗を込みとする発酵方法、スキンコンタクト手法から生まれるオレンジワインは、ややくすんだ色合い、舌の上に長く残る芳しい風味・旨みを始め、一般的な白ワインに重ならぬオリジナリティが表わされます。だからといって最先端のテクニックというわけではなく、その開発は今から数千年もの昔に遡ると伝えられます。 フェノールの抽出を抑えるために果汁の移動を制限し、水中キャップの下で果皮ごと発酵。その後、瓶内発酵の前に樽で9ヶ月間熟成。2〜6ヶ月の瓶内熟成後、酵母が糖分を消費したため沈殿物を取り除き、少量のワインと糖分を加える。軽くドサージュした後、ワインの自然な若さとフレッシュさを保つためいボトルを再びキャップ。 【品種構成】アルバリーニョ35%(果皮浸漬9日間), ピノグリージョ35%(果皮浸漬8日間), ピノ・ノワール15%(ダイレクト・プレス), シャルドネ15%(ダイレクト・プレス)【タイプ】[ロゼ泡] 【内容量】750ml

▼生産者概要
ダンとジャクリーンのパーソン夫妻が2017年に立ち上げたスパークリング専門ワイナリー。
UCデイヴィス(カリフォルニア大学デービス校)で出会った二人は、世界を旅しながら働き、カリフォルニアでも様々なワイナリーで研鑽を積んだ。
その内の一つがシュラムスバーグ。全米を代表するグランメゾンで3年間働く中、「カリフォルニアのスパークリングワインには新しい解釈が必要」との思いを抱く。

二人は「スパークリング革命」を旗印に、伝統手法に縛られることなく、多彩な醸造手法を採用する。特色としては、従来品の高い酸度を模倣することなく、ガス圧はシャンパンより低め。
カリフォルニアの豊かな日照と夜間の冷涼気候が育む、新鮮な果実感を最大限に引き出すことをモットーとしつつ、常に料理との相性を考慮に入れたワイン造りを進めている。