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「お知らせ」とは
※ホワイトハウス公式晩餐会採用ワイナリー※ 自家畑とワイナリーを所有するカリフォルニア初の日本人オーナー女性醸造家、 ブルゴーニュ品種のエキスパートとして成功を収めたアキコさんの結晶。 ピノ・ノワールとシャルドネのグランクリュ格が集まるソノマの有力エリアから 「和」との相性では当代随一の好ペアリングを示す柔和で雅やかな仕立て 《フリーマン》 ピノ・ノワール “アキコズ・キュヴェ” ソノマ・コースト Freeman Vineyard & Winery Pinot Noir AKIKO's CUVEE Sonoma Coast
※追記※ 2024年4月11日、訪米した岸田首相とカマラ・ハリス米副大統領、アントニー・ブリンケン国務長官の昼食会でフリーマンの3種が供されました。 ●乾杯の泡:BdB ユーキ・エステイトはこちら ●白:シャルドネ 涼風>> ●赤:ピノノワール アキコズ・キュヴェ(当ページのワイン) (以上公表リストと実際の提供が違っていた模様で年号不明)
■ カリフォルニア優良ピノノワールTOP30(ワインスペクテイター誌) ■ 世界ベスト・ピノ30選(フード&ワイン誌) カリピノに精通する愛好家の間では、もとより高く評価されていたフリーマンですが、「シャルドネから知った。」という方も少なくないでしょう。 そのきっかけが、日米首脳会談公式晩餐会の出来事。 シャルドネ “涼風”が白ワインのメインに供され、それが大手新聞紙面で取り上げられると、国内在庫が瞬く間に枯渇したものです。 (※2015年4月28日 故安倍首相夫妻&バラク・オバマ大統領夫妻@ホワイトハウス)
■生産者概要 〜フリーマン・ヴィンヤード&ワイナリー〜 ケン・フリーマン氏と東京出身のアキコ・フリーマンさん夫妻により2001年設立。 当初の醸造はエド・カーツマン。(画像上の中段左側) 2000年代前半、全米ファインレストラン支持No.1ピノであった頃のテスタロッサを手掛けるなど、最も有能なピノノワール醸造家の一人に挙げられた人物である。 彼の造るテスタロッサを高く評価していたフリーマン夫妻は、2000年代初頭にカーツマン氏がテスタロッサを離れたと知るや、即座にコンタクトを試み招へいに成功。今もコンサルとしてフリーマンに携わる中、氏の下で長く研鑽を積むことで醸造責任者に昇格したアキコさんを陰で支えている。
フリーマン夫妻の出会いはワイナリー設立の15年前。 西洋美術史を学ぶために留学した先のニューヨークで出会うも、やがてアキコさんは更なる修習の為にカリフォルニアの名門、スタンフォードの大学院に進む。 結婚前の二人が意気投合したきっかけがワイン。 もとよりブルゴーニュ好きであった父のもとでアキコさんも早くからワインを嗜み、その思いが響き合った二人は、世界に通用するピノとシャルドネを自分達の手で造ることを夢見ていたという。 意を決し北カリフォルニアに居を構えた夫妻だが、その頃は理想の地を探すべく、北はメンドシーノから南はサンタ・バーバラまで600km超、300以上もの畑や栽培農家の視察を繰り返した。 その結果、辿り着いた先がソノマ郡のグリーン・ヴァレー地区(AVA)。 ロシアン・リヴァー・ヴァレー(カルトピノ発祥の地)、ソノマ・コースト(ピノの現代シーンで最重要エリア)の二地区が一部重複するグリーン・ヴァレーにあっても、フリーマンの畑は最も有望な同AVAの南西端に位置しており、歴代初のガローニ100点ピノを生んだリヴァーズ・マリーのプラットや、キスラーがピノのTOPキュヴェエリザベスに採用するフリーストーン=オクシデンタル地区にも近接する、通称“True Sonoma Coast”(真のソノマコースト)の一角にある。
《フリーマン》 ピノ・ノワール “アキコズ・キュヴェ” ソノマ・コースト 「エレガンスとバランスを伴うワインが私達の望み。」 アキコさんがそう述べるフリーマンのスタイルは、過熟ブームであった2000年代前半にあっても流行に左右されることなく、有機農業を基本として慎ましやかに造られ続けた。 信念を貫いた結果、カリフォルニアのミシュラン星付きレストランはもとより、世界各国の有名店でもオンリストされるなど、今では日本のコミュニティに限らず支持者を増している。 【造り手レビュー】透明感に明るさを伴う紫の色調。アキコズ・キュヴェに特色的なセイボリーな香りが際立つ。通常アキコズ・キュヴェは香りが開くのに時間を要すが、このヴィンテージはグラスに注ぐとすぐに濡れた土、タイムなどのハーブ、フレンチオーク樽由来の香りが美しく広がる。スパイス、果実、オーク、柔らかなタンニンのいずれも継ぎ目を感じさせない味わい。それに加え凛とした酸の備わりも申し分ない。最高の飲み頃が2030年頃まで続くだろう。 【銘柄概要】フリーマンにとってのファーストヴィンテージである2002年産から続く特別なワイン。アキコさんとエド・カーツマン氏がそれぞれ熟成中の樽を試飲をし、良好に進行するロットを選び出しブレンドされたポジティブセレクション。選抜の際は他のスタッフも交え、ブラインドテイスティングのうえ評価される。 選抜キュヴェであるだけにヴィンヤードの比率は固定されずとも、近年は二つのエステイト・ヴィンヤード、ユーキとグロリアを主体に、プラットヴィンヤード(※1)とキーファー(※2)と果実が加わる構成を基本とする。 ※1) Platt Vineyard:リヴァーズマリーでガローニ初の100点ピノノワールを実現させた特別な畑 ※2) Keefer Ranch:ピノの上級生産者達が誇らしげに畑名を冠すRRV屈指の名門(改名後はKR Ranch) 【ワイン造り】開放式発酵槽で5日間の低温浸漬|手動による1日1-3回のピジャージュ|フリーランは直接樽へ、プレスワインは静置後樽に入れ個別に管理|フレンチオーク100%(新樽36%)×11か月樽熟成
フリーマンの看板だけにキュヴェの名が独り歩きしがちでは? その傑出性には確かな根拠がありますが、あまり多く語られていません。 以下より「重要シングル」ユーキ・エステイトとグロリア・エステイトのコーナーをご参照下さい。 よくよく知られるべきは、アキコズキュヴェのベースとなるシングルのポテンシャルです。 ●ホワイトハウス公式晩餐会採用シャルドネ 涼風はこちら>> ●重要シングル・ピノノワール-1、ユーキ・エステイトこちら>> ●ユーキ・エステイトの姉妹版ピノ ソノマ・コースト>> ●重要シングル・ピノノワール-2、グロリア・エステイトこちら>> ●グロリア・エステイトの姉妹版ピノ ロシアン・リヴァー・ヴァレー>>