そこでドン・ロス氏はアイーダを管理していたデヴィッド・エイブリュー(画像右の下)をヴィンヤードマネージャーに、ワイン会仲間であったトーマス・ブラウン(画像右の上)に醸造長を依頼し、2003年にカベルネ・ソーヴィニヨンを初リリース。0.8haと極めて狭小なブロックからの産出により、仲間内に配る程の数であったが、人を介しそのボトルが渡った先がジェームズ・ラウビー(※)。後に続く高評価のきっかけであった。(※ James Laube:ワインスペクテーター誌の顔的なレビュワーにしてシニアエディター)
創業者のドン・ロス氏は2016年4月8日に死去。現在はジョアン夫人が切り盛りする。