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「お知らせ」とは
※第4弾※ 白だってしっかり濃醇 オリン・スウィフト【改】プリズナー遂にWEB解禁 この価格帯にありながら「カルトワイン」と認識される造り手 《ザ・プリズナー・ワインカンパニー》 “アンシャックルド” ソーヴィニヨン・ブラン THE PRISONER WINE COMPANY UNSHACKLED SAUVIGNON BLANC
入荷の度にスピード完売を繰り返したあの頃から幾年。 現地関係者から「今やカルト」と聞かされ、やがて「オンライン販売NG(輸入元直販除く)」とされ続けたワインが名を改め帰ってきました。 ※第一弾:カベルネ・ソーヴィニヨン(隠し玉的ワイン) ※第二段:レッド・ブレンド(プリズナーの十八番) ※第三段:並であるはずもないロゼ 第4弾は初の白ワイン。 「薄さ」とは無縁のプリズナーだけに、ソーヴィニヨン・ブランだってしっかりと濃醇です。
「レッドブレンド・ブーム」の火付け役とも言われた創業者のデイヴ・フィニー氏は、時代の寵児として複数の有力ワインジャーナリズムが特集を組むほどのモテっぷりだったものです。 やがて彼のもとに幾つかの買収話が持ち上がる中、ワイナリー名(オリン・スウィフト)とポートフォリオの一部であった人気筆頭銘柄(ザ・プリズナー)が切り離され、帰属先がそれぞれに異なるという前代未聞の珍事に発展。その結果として、銘柄の一つが切り売りされた形で誕生したワイナリーが「ザ・プリズナー・ワインカンパニー 〜TPW Co.〜」であり、それを傘下に収めた先が、ロバート・モンダヴィやオーパス・ワンの筆頭株主でもあるコンステレーション・ブランズ。一方、従来のワイナリー名であるオリン・スウィフトの帰属先が、コンステレーションと商売敵の関係にあるE&Jガロであったことも、専門メディアに大きく取り上げられた一因でした。 伝統や既成の形式にとらわれない独創的な味わいから、「カリフォルニアワインの新時代を切り開いた。」と言われるプリズナーのワインは、過去にも増し愛好家の輪をさらに広げ、歌手のレディ・ガガ、俳優・シンガーソングライターのジャスティン・ティンバーレイクといった、幾人ものセレブリティにより「愛飲するワイン」とも述べられています。
■7年間に5度もの「TOP100」ランクインを演じた鬼才の発想 独創的なラベルはまるで現代アート。 但し、ここの真骨頂は何も外観のみに留まるわけでは無い。 過去にはシュレーダーやターリーも愛用したトファネリ・ヴィンヤード。更には、ナパの歴史を語るうえで避けて通れぬ「伝説の畑」、ラークミード所有のソラーリ・ヴィンヤード。これらはいずれもナパのグランクリュ格であるが、そのような銘醸畑の果実を使用するなど、肝心要となるワインのクオリティを決定付けるヴィンヤードは実に見事なセレクション。 毎年恒例ワインスペクテイター発表「TOP100」における、「7年間で5度の世界年間百傑(2005年/2007年/2009年/2010年/2011年)」は伊達でない。 確かなワインを生み続ける背景を探るかのように、ワインスペクテイター誌上では、スペースを大きく割いた特集が組まれた。 その主役が、ザ・プリズナー・ワインCo.の前身であるOrin Swiftを創業したデイヴ・フィニー -Dave Phinney-。 当該特集の寄稿者は、ワインスペクテイター随一のジンファンデル・オーソリティ、ティム・フィッシュ氏であり、彼の舌をもってしても特別なワインと判じられている。(当時のデイヴ・フィニーはジンファンデルとローヌ系を主力とする中、その看板銘柄がZINベースのプリズナー)
《ザ・プリズナー》 ソーヴィニヨン・ブラン “アンシャックルド” 【銘柄概要】プリズナーの原点でもあるレッド・ブレンドに重なるコンセプトから生まれた白ワイン。「普通」を良しとするわけもないプリズナーだけに、「並の白」であるはずもありません。 品種名を単一で冠す「ソーヴィニヨン・ブラン」 そういったソーヴィニヨンブランの中には、脇役のおかげで、主役の美質が一層と引き立つワインがあったりもします。 こちら、プリズナーのソーヴィニヨンブランは更に特別。 全ての葡萄品種が、単一で品種名ワインとなり得るものばかりで、「豪華キャスティングならでは」の実体感ある味わいを実現させています。 【味わい】ヴィオニエからは、肉付きの厚み。シュナンブランからは生き生きとした酸と蜜の香味。ルーサンヌからは花の香と幅のある複雑味を。中立的であることが特色とされるシャルドネが、ここではバランスを整える役割を担い、それらキャラクターがあいまって、グーズベリー、ライチ、白い花々のアロマに、口中では暖かみあるパイナップルやラフランスの果実感が。他多くのソーヴィニヨンブランでは体感し難い、目覚めるようにきらびやかな味わいが楽しめます。 特に、鋭利な酸味を避けたい方にとっては、温和でリッチな喉越しが更に好感を増すでしょう。 「UNSHACKLED(アンシャックルド)」とは、「解放」「自由への創造性」を意味する言葉。 その名の通りに、多種多様な個性から幾重ものシナジー効果を発揮させています。 ※ラベルについて※ ボトルを立てたままだと意味不明な記号のような模様ですが、横向きにすると、ワインのアペラシオン、品種、ヴィンテージの詳細が認識できます。また、このデザインはダイヤルロックを模したものであり、「正しい暗号によって解放される自由な創造性が暗示されている。」と語られます。 【品種構成】ソーヴィニヨンブラン Sauvignon Blanc, ヴィオニエ Viognier, シュナンブラン Chenin Blanc, ルーサンヌ Roussanne【熟成】フレンチオーク&アメリカンオーク【原産地呼称】カリフォルニア【タイプ】[白] コクのある辛口 Dry【内容量】750ml
■デイヴ・フィニー補足 1990年代にイタリア・フィレンツェへと留学した際、そこで知り合ったルームメイトの一人が、カリフォルニア州内でも最も古いワイン産地の一つであるソノマ・ヴァレーの出身。彼の実家は、古くからファミリーで運営されるワイナリーであった。イタリアワインに浸る日々であったのか、ルームメイトの目には、デイヴがワイン好きとして映ったよう。「ワイン産業に身を置いてみては?」彼が発したその一言が、「自分の進むべき方向性を決定付けた。」とデイヴは述べる。 やがてデイヴは、帰国と共に籍を置くアリゾナ大学へと復学する。 カリフォルニアの東に隣接するアリゾナ州であるが、考えを実行に移そうにも、砂漠に囲まれる大学の辺り一体では、ワイン用葡萄の栽培に適した場所が見つからない。ところが同じアリゾナでも、国境をメキシコに接する辺りや、隣のニューメキシコ州では、海抜の高い冷涼なエリアでワイン用葡萄の栽培が増していた。 1997年、アリゾナ大学農学部は、年間を通じ穏やかな気候に抱かれるツーソンに0.5haにも満たない試験用の畑を設けた。ここで彼は瓶詰めに至るまでの知識を蓄え、更には、市内で最も評判の高いファインワインショップで働くことで、流通の仕組みを知ることとなる。 やがて彼はワインの本場、カリフォルニアへと赴き、将来のビジョンを見据えた活動を本格化させる。 ロバート・モンダヴィ、オーパス・ワンの収穫に携わることで果実との接し方を学び、また、醸造の面においては、当時ナパヴァレー屈指の有能なワインメーカーと言われた、ホワイトホールレーンのディーン・シルヴェスターの下で研鑽を積むこととなった。その後、自身のレーベルを興したばかりの頃は、貸借設備を用いてジンファンデル造りを進め、やがて元手を増やした後には、ナパヴァレーの最高級地区、オークヴィル東側のヒルサイドに20ha弱の畑を購入し、当地の十八番であるボルドー系にも着手した。