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「お知らせ」とは
※大推奨※ 今注目すべきライジングスター筆頭ピノ・ノワール醸造の最強夫妻、ピゾーニ・エステイトのジェフ・ピゾーニと、最高権威による「年間最優秀醸造家賞」-SFC Winemaker of the Year-に輝くウェイフェアラーのビビアナ・ゴンザレス女史が連携。専門媒体がこぞって絶賛する精鋭のプロジェクト《カトレア》 ピノノワール “RRV”|シャルドネ “ソノマ・コースト”CATTLEYA WINES Pinot Noir|Chardonnay
「日本へ輸入があったとは驚き...現地のエンスーならもっとびっくりのはず...ディープな愛好家の間で噂が渦巻く...母国では探し求めても容易に入手が叶わぬ“超”が付くお宝.....」と記しつつ、弊店あとりえが本邦初公開したワインにウルトラマリンがあります。 激しい争奪戦から今や事実上の小売不可となってしまいましたが、2015年から2年程は日本で広く知られずにいたことから弊店の専売状態が続き、累計100本超のご案内が叶ったものです。 数年前のウルトラマリンを彷彿とさせる一つがカトレア。 愛好家による絶大な支持から、現地で早期SOLD OUTを繰り返すワインです。
「オーナー醸造家のビビアナ・ゴンザレスはジェフ・ピゾーニの奥様」と聞けば、「ピゾーニの知名度が生きての脚光?」と思われるかもしれません。ところがむしろ関係者間で、グローバルクラスのワインとして扱われる機会はビビアナの方に目立ちます。(有力媒体の評点も勝るとも劣らぬうえ目を見張るキャリアは格別)また、旦那も成し得ずにいるタイトルホルダーでもあり、キャシー・コリソン|モーガン・ピーターソン(ベッドロック)|ティーガン・パサラクア(ターリー)|マイケル・クルーズ(ウルトラマリン)といった錚々たる手腕家に並び、SFC選ワインメーカー・オブ・ザ・イヤー(※)に名を連ねる一人としても彼女の名が挙げられます。 (※ 幾つもの媒体が定めるあまたの「年間最優秀醸造家」にあって、サンフランシスコ・クロニクルが制定するカリフォルニアワインにとって最も権威のある賞。2015年受賞)
ビビアナさんが住むソノマ・サンタローザで夕食をご一緒する機会がありました。そこで3本の持ち寄りワインを振舞って頂く中、以下のように打ち明けられます。(2019年6月) 「ほとんどが完売だけど、大好きな日本だけに輸出することになったの。」 幾つもの専門媒体で話題とされるに相応しく、どれもが特A級の質感です。メディア評価の高さも加わり「1万円超かな?」との思いがあったものですが、いざ輸入されると他の同評価ワインをグッと下回る価格。推奨できない理由がありません。 余談ですが、先の場ではなんとジョエル・ピーターソン氏も同席に加わりました。ゴッドファーザーをしても相当な興味を抱いたようで、女史との間でテクニカルな質疑応答が繰り広げられた程です。(貴重なシーンでした)
過去より長く様々な醸造家を見続けたジェイソン・パルメイヤーをして「彼女は天才」と評すビビアナ・ゴンザレス自らのワイン。 《カトレア》 ピノ・ノワール “キュヴェ No.1” ロシアン・リヴァー・ヴァレー ■ ワインアドヴォケイトのコメント 「色調はミディアム・ルビーパープル。砂糖漬けのバイオレット、ウッドスモーク、フレッシュな煙草の葉、クラッシュブルーベリー、赤や黒のチェリーやベリーフルーツの素晴らしく芳醇なノーズを持つ。シルクのようなテクスチャーと芳しいパフューム、スパイシーな果実感、木目細やかなタンニンとジューシーな酸味により構造化されており、口の中で極端に走らなぬ中庸な体躯。長く多層なフィニッシュへと続く。ワオ!」 【ワイン造り/産地概要】最大限の純度、力感、フィネスを兼備する固有性のあるワイン造りがビビアナの哲学であり、特徴的な豊かな芳香と口中の柔らかな肌合い感は、妥協を許さぬハンドクラフト品だからこその真骨頂。フランスで修めた優秀な成績も過酷な試練を経た為であり(下記生産者概要参照)、当時の経験から「優れたワインは葡萄畑からしか得られぬもの」との信念を抱き続ける。幾つかのサブAVAを名乗ることも出来る広義のロシアンリヴァーヴァレー(RRV)にあって、このキュヴェの主要産地はグリーンヴァレー。熟度・酸度・香味成分生成の為にはまたとないソノマ・ピノの最有望小地区にある。「キュヴェNo.1の姿は年毎に理想へと向かっている」と述べられるが、その理由がプラット・ヴィンヤードの存在。畑に出向いては積極的に栽培へ関与し、レイミー(シャルドネ)、マクファイル、シドゥーリといった有名生産者御用達の中にあっても、オーナーの信頼を得て、特に秀でたブロックの果実を増しているという。生理的成熟を大切に収穫タイミングを見極めた果実は、クローン毎に小型の上部開放ステンレス槽で発酵。然るべき期間の低温浸漬を経て、色素、タンニン、風味の抽出を最適とすべく、ゆっくりと穏やかな手動パンチングダウン(ピジャージュ)と続く。3週間超の静置後にMLF、新樽50%のフレンチオークで熟成。“No.1”とはCattleya Winesの創業から最初のワインであったことに由来。 【生産者概要】「洋ランの女王」こと中南米原産のラン科植物、カトレア(カトレヤ)。ビビアナ・ゴンザレス・レイヴ -Bibiana Gonzalez Rave-(RaveはRAH-vayと発音)の故国、コロンビアの国花でもある。ワイン用葡萄畑が皆無に近い故郷にあって、父の飲むワインから興味を覚えた彼女は、醸造家を志し成人となるやフランスへ飛び立った。(育った都市が麻薬とカルテルの震源地として世界に知られるメデリンであった為でもあるという)コニャックでは栽培と醸造学でBTSの学位を取得。続くボルドー大学でも醸造学位を取得したうえ成績優等者として卒業。その際の研究論文に向けては、寒冷期の剪定から炎天下の摘房にも粘り強く取り組み、北部ローヌのミシェル・エ・ステファン・オジェ(RP100点生産者)やドメーヌ・クリューゼル・ロックではコート・ロティの険しい斜面で、又ボルドーに戻った後はシャトー・オーブリオンとラミッション・オーブリオンでも働いた。その功績からブルゴーニュ、アルザスのドメーヌに正職を得て醸造に携わる。やがてビビアナは女性の醸造長就任が難しいフランスを去り、南アフリカ、カリフォルニアへと渡る。渡米後のビビアナに栽培・醸造の指南を仰いだ先がパルメイヤーのブル系部門、ウェイフェアラー-WAYFARER by Pahlmeyer-。コンサルティングワインメーカーに着任後、早々とWA97点まで飛躍させる。やがて興した自身のカトレアでも多方面より賞賛を浴びる中、ワインエンスージアスト選“40 Under 40 America's Tastemakers”(40歳以下の40人)に続きSFCからも最優秀醸造家の称号を戴冠。現在は割安版のアルマ・デ・カトレア -Alma de Cattleya-に、ジェフ・ピゾーニとの夫婦合作シェアード・ノーツ -Shared Notes-も擁する。(←このムスケ100%がばか旨!) 優雅なアロマにじんわりと染み入る旨みも備え、ファインピノに期待したいあらゆる要素が詰めこまれた一品です。アドヴォケイトが言及する「向こう10年の熟成」は、ビビアナも同様に「美しく進化するピノ」と述べているのでセラー所蔵用としてもいかがでしょう。(私もその一人) 内容に価格も相まって、近頃有数の価値あるピノと思います。 【品種構成】ピノノワール【原産地呼称】ソノマ郡>ロシアンリヴァーヴァレーAVA|Russian River Valley, Sonoma County【タイプ】[赤] ミディアム〜フルボディ Medium-Full【内容量】750ml