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「お知らせ」とは
「山カベ」発信源、マウント・ヴィーダーきっての花形生産者 2008~2014年まで途絶えた幻のトップキュヴェ良年限定ザ・ライオンが正規蔵出し 《ザ・ヘスコレクション》 “ザ・ライオン” カベルネソーヴィニヨン, マウント・ヴィーダー
※ ライオンに一対を成すメスライオン、シャルドネ “ライオネス”はこちら>> ■「オーパス買うならヘスコレを探しな」 かつての輸入元社長が現地関係者よりそのように助言されたワインが、ナパの「山カベ」発信源、マウント・ヴィーダー地区きっての花形生産者 ヘス・コレクションそのヘスに関し、2017年2月25日配信のメルマガでスクープをお伝えしました。(以下その内容)
2016年9月、来日されたヘスの渉外担当と正規エージェントを交え都内で夕食をご一緒する機会がもたれた際、時期が訪れるまで公開せぬよう釘を刺されましたが驚きの話を耳にします。 ■ ヘスにシリア・マチェスキ参画! 現代カルトの頂点、スケアクロウを世に送った醸造家がシリア・マチェスキ女史(※)。 五大シャトーを含むボルドーに顕著な多産型のポンピングオーバー(ルモンタージュ)ではなく、小さなロットでハンドクラフト生産するブルゴーニュ伝統ドメーヌの流儀、パンチングダウン(ピジャージュ)を採用するなど、あまねく質に妥協を許さぬ出色の手技がヘスに注入されます。
それこそがこのザ・ライオン。ヘスコレの各種にあって、ライオンに限りシリア・マチェスキが醸造に携わります。 (※旧輸入元はシリア・マチェスキ、現輸入元はセリア・ウェルチと呼称するも、原語で著すとCelia Welch Masyczekとなりミドルネームを呼ぶかファミリーネームとするかだけの違い。詳細はスケアクロウ参照>>)
《ヘス・コレクション》 カベルネソーヴィニヨン “ザ・ライオン” マウント・ヴィーダー 良年のみに生産されるヘスの上級選抜品 スケアクロウを世に送った“女流醸造家の頂点”シリア・マチェスキとヘスのコラボが実現 勇気を持って日々大胆に生きるライオンは代々ヘス・ファミリーのエンブレム。 ザ・ライオンはその本質を象徴するワインでもある。 ヘスが擁する大半の銘柄は、専属ワインメーカーのデイヴ・ガフィが醸造を担う。対して新生ライオンのオペレーションに加わるは、ナパCABの現代シーンで最も高名な女流醸造家、シリア・マチェスキ(セリア・ウェルチ)。葡萄栽培から瓶詰めに至るまで例外的な位置付けとなっており、更なる高みが求められる。 全ての果実は、ヘスの代名詞でもあるナパ・ヴァレーはマウント・ヴィーダー地区の自社畑、ヴィーダー・ヒルズ・ヴィンヤードから。レギュラー生産品の旗頭、マウント・ヴィーダー銘柄も同畑の産出であるも、こちらは更なるポジティヴセレクションを経たキュヴェとなる。 【味わい】近年のヘスコレ Mt.ヴィーダーは、マルベックの比率を高めている。(土壌組成や気候など様々な要因が絡み、ヘスの畑ではマルベックが素晴らしく熟す) 一連に等しきおおらかな香り立ちも、こちらのそれは青紫系から黒系。マルベックの効果を得て、野生味あるラズベリー、チェリー、熟れて黒みがかる真紅のプラムに、焙煎珈琲豆、キャラメルの趣きが添えられる。マット・クレイマーの指摘にあるように(下部参照)、時として豪放なタンニンをまとう例もある山カベだが、長期樽熟成の作用を得てか、それらの中にあっては若くしてもとっつき難さは感じさせない。とは言え、そこはまさにその名を冠するマウント・ヴィーダーの産出。相応のタンニンが体躯の大きさに見合う豊かな構成要素にメリハリを与える。このあたりが成熟な味わいを求め過ぎ肉付きばかりの感を残すものとは異なるところ。口中では青と黒が混じる果実に重なるダークチョコレートの風味から、余韻にはバニラ、カシス、ミルクチョコレート、スパイスが薫る。Mt.ヴィーダーのカベルネが熟した時の深みと力強さ、ビロードのような質感と持続的にみなぎる活力。味わいとテクスチュアが緻密に練り込まれ、品格の高さが際立つ。フレンチオーク100%(新樽65%)熟成×22ヶ月 ■山カベ・ファンの支持厚いヘス・コレ 加州が世界に誇るナパ・ヴァレーの中でも、際立つ産地特性を有する山岳地帯。四大マウンテンと総称されるそれらの内一画にマウント・ヴィーダー地区はある。通称「山カベ」「マウンテンCAB」こと、当地からのカベルネ・ソーヴィニヨン。その特有的かつ強烈な風味の果実を操り、産地の真髄を表す象徴的な造り手がザ・ヘス・コレクション。とかく高額となりがちな山カベにあって、プレミア付加が進まぬところも定評が備わる。 【品種構成】カベルネソーヴィニヨン主体マルベック+プティ・ヴェルド【原産地呼称】ナパヴァレー>マウントヴィーダーAVA【タイプ】[赤] フルボディ Full【内容量】750ml
▼ ヘス・コレクション【一覧】は以下リンク先をご参照下さい。
■ 生産者概要 起源は1876年。ドイツ出身の3家族による開墾に遡る。やがて所有権はクリスチャン・ブラザーズ社を経てスイス出身のドナルド・へス氏のもとへ。元来のヘス・ファミリーは、スイスでビール醸造やホテル経営に携わる一家であったが、ドナルドがナパ・ヴァレーを訪れた際にそのワインに感銘を受け、新天地に夢を求め当地へと移住する。現ヘス・コレクションのワイナリーはまるで美術館のような趣き。氏が蒐集した数々のモダン・アートが展示される。標高240-300m程に広がるマウント・ヴィーダーの自社畑はおよそ26ha。そこからの産出のみならず、より求め易いワインの生産にも余念がない。ナパから200km以上離れたモントレー群サリナス・ヴァレーにも自社畑を構え、そこからのワインは、ヘス・セレクトとしてリリースされる。
■ ナパ・ヴァレー山岳地帯の特異なテロワール 「ナパ・ヴァレーは二つの山脈の狭間に位置している。ヴァカ・マウンテンズがナパ・ヴァレーの東側面を領し、マヤカマス・マウンテンズが西側面を領する。両山脈のピークは600-800mとほぼ同じ標高であるが、両者の気候は異なる。マヤカマス・マウンテンズはヴァカ・マウンテンズよりも降水量がずっと多い。これは、米大陸西海岸の全域に雨をもたらす太平洋に近い為である。現在のところ、マウント・ヴィーダー/スプリング・マウンテン/ダイアモンド・マウンテンをブラインドにおいて識別するのは難しい。けれども、これら3ヶ所のAVAを他のナパ・ヴァレー(広義)で栽培・醸造されたものと識別するのはすこぶる容易である。これら全てはマヤカマス・マウンテンズの山腹斜面に位置しており、畑の標高は200-800mである。カベルネ・ソーヴィニヨンが、これらの各地区で最も優れている。何れのカベルネ・ソーヴィニヨンも風味強烈で、土臭さをはっきりと漂わせる。掛け値無しにわくわくさせるような味わいがあり、とても低く抑えたイールド(単位面積当たりの葡萄の生産量。総収穫量とは違う。)のお陰で、濃密なテクスチュアがある。タンニンは強くて堅い。従って、これらのカベルネは持ち味を発揮するのに少なくとも10年を要する。丘陵斜面に位置する為、畑の総面積はどうしても限られていて、たかだか600ha強に過ぎない。ちなみに、全ナパ・ヴァレーの葡萄畑の総面積は1万6000haに達する。栽培が容易な谷床平坦部に比べると、これら斜面地の葡萄畑はどうしても小規模にならざるを得ない。面積当たりの収量は、前述した通り極めて低い。谷床平坦部における典型的なカベルネの収量は、葡萄にして1エーカー当たり4〜6t(ワインにして1ha当たり55-80ヘクトリットル)あるが、丘陵斜面における収量は、滅多な事では2t/エーカー(25ヘクトリットル/ヘクタール)を上回る事はない。」(マット・クレイマー)
■ ヘスコレの代名詞、ヴィーダー・ヒルズ・ヴィンヤード 機械収穫に不向きな急傾斜にあることから、栽培作業が容易でないヘスのエステイト・ヴィンヤード。そこでは「4×4」と呼ばれる各畝が4フィート(約120cm)の短い間隔で植栽され、通常の「7×5」による1エーカー当たり1,245本に対し、2,700本以上(約6,600本/ha)もの樹が並ぶ。然るに果実は凝縮味を持つわけだが、ワインにして1ha当り25ヘクトリットル未満の低収量とならざるを得ない。ボルドー格付けシャトーに一般的な50ヘクトリットル(※)に比較すれば、「量より質」へのこだわりようを窺い知ることが出来る。(※ ボルドーワイン委員会CIVBが値崩れを避ける為に、格付けシャトーに対して定めた収量上限は、供給過剰とされた2004年でさえ1ヘクタールあたり50ヘクトリットル)
ワインアドヴォケイト最高位の称号“エクストラオーディナリー”(EXTRAORDINARY:WA96)を授かるなど第三者評価も申し分ありません。輸入元税込165,000円のスケアクロウは言うに及ばず、シリアマチェスキ醸造のナパCABで最安級です。 (輸入元限定品)
購入者さん
投稿日:2020年02月25日
寝かせ用
まだ棘が有る感じが残っている様なので暫く寝かせてみようと思います。