ヴェネツィアの北約60km、“ストラーダ・ディ・コッリ(丘陵地の道)”と呼ばれる地域のヴィットリオ・ヴェネトにあるベッレンダ社。
オーナーのコスモ一族と農業との関係は非常に古く、1700年代には高品質な農産物の生産をこのヴィットリオ・ヴェネトで始めています。その後、自家消費用にワインを造っていましたが、80年代後半より高品質なワインを生み出そうと本格的に改革と設備投資がなされ、1987年に『ベッレンダ』を創業。
1987年に、ベッレンダ社として市場に初めて登場させたのが、「コントラーダ・ディ・コンチェニゴ」(後に『神の雫』登場で大ブレイク!)。翌年、「プロセッコ・スプマンテ・ブリュット」を発売。国際品種を使った香り豊かで厚みある赤ワインと、地元の代表的なスパークリングであるプロセッコ。この2本がワイナリーの基礎となる大事な役割を果たしていきます。
現在エノロゴを務めるのは、次男のルイジ・コスモ氏。名門コネリアーノ醸造学校を卒業後、カリフォルニアのいつくかのワイナリーでの修行を重ね、それが今日のベッレンダ社の数々の高品質ワインの源となっています。主力のプロセッコに加え、瓶内2次発酵(シャンパン方式)のスパークリングにも定評があり、さらにはフランスのクオリティワインにも匹敵する赤ワインも造り出す、幅広い実力を持つ大変勢いのあるワイナリーです!
|