著者:藤本和子 頁数:140ページ
◆内容概略
本書は、吉祥寺にある小さな画廊「アートギャラリー絵の具箱」がどのようにして生まれ、歩んできたのかを中心に描く物語である。そして、画廊主であり美術講師でもある著者が半生を振り返り、アートの素晴らしさ、きらめく作家たちとの出会い、美術教育の本質、アール・ブリュットの意義などを語る自叙伝でもある。美術・芸術に興味がある人、アーティスト、美術教育関係者など、アートに関わろうとするすべての人にぜひ読んでいただきたい一冊である。また、著者が実行委員として運営に参加したアート作品展「武蔵野アール・ブリュット」をはじめ、著者が愛する吉祥寺に関するエピソードも盛り込まれている。吉祥寺に興味がある人にもおすすめしたい。
【目次】
プロローグ――武蔵野アール・ブリュット
■第一章 画廊を開く
中学時代――恩師・石井元さん(画家)
高校時代――恩師・西村公朝さん(仏像彫刻家)
美術大学時代――夫・藤本昇
絵画造形教室「絵の会おもちゃ箱」
児童絵画造形教室「アトリエ夢空間」
吉祥寺に小さな画廊が誕生
画廊のコンセプト
■第二章 きらめく作家たち
オープニング展示
人形
版画
親友の遺作展
彫刻
絵画でも彫刻でもない物の見方
コラボレーション
写真
パフォーマンス
ジュエリー
東日本大震災
モチーフへの情熱
漫画
幸せの共感
息をするように描く
若い才能を探して
いつまでも若々しいアーティスト
個展で生まれる新しい出会い
仕上げるときの潔さ
再会
レンタル展示で出会う才能
「アートギャラリー絵の具箱」のこれから
■第三章 美術教育を考える
美術教育の奥深さ――島秋人さん(歌人)
子どもの美術――佐藤忠良さん(彫刻家)
子どもの心と芸術療法――河合隼雄さん(臨床心理学者・心理療法家)
子ども時代の「好き」を貫く――藤原喜明さん(プロレスラー)
朗読というアート――二木てるみさん(女優・声優)
アーティストと多様性――西江雅之さん(文化人類学者・言語学者)
シニアの美術
アートの答えは一つではない
エピローグ――再び武蔵野アール・ブリュット
著者紹介
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