あの時、関東や東北地域に住む、誰もが目にした光景、カラッポになったスーパーの棚。その先どうなるか分からない、とりあえず当面の分は確保しておきたいということで、保存性の高い即席麺やレトルト食品などは、あっと言うまに姿を消しました。直接、津波などの被害に遭っていない首都圏でさえ、商品流通が寸断されただけでこの有り様でしたし、被災地の惨状はみなさんがテレビで見たとおりです。
「買い溜め良くない!」とは言うものの、誰だって自分と家族が生きていく分の確保はしなければなりません。だからこそ、日頃からせめて、1週間分くらいのお水や食料は「備蓄」しておいて欲しいと思うのです。お水は飲料水と生活用水が必要ですし、食料は毎日毎食缶詰めというわけにはいきません。「どういうものを、どれくらい用意しておいたらいいか」ということを、今の私たちは知っています。
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