1960年代後半、アメリカはワイオミング州(俗称:カウボーイ・ステイツ)のジャクソンホールで産声を上げた「 Rocky Mountain Featherbed / ロッキーマウンテン フェザーベッド 」。ネイティブアメリカンの英知が生み出したレザーケープを参考に、継ぎ目の無い一枚革を使ったウエスタンヨークをアイコンとした、羽毛布団(FEATHERBED)のような防寒性、保温性を保証するダウンベストを生み出し、1970年代には当時最高のハイテク素材であったGORE TEX素材をいち早く採用し、一枚革ヨーク仕様のマウンテンパーカを完成させるなど、さらなる飛躍を遂げるかに思われましたが、残念ながら1980年代後半にブランドは消滅。
そして20年という歳月を経て研究と試作を重ね、一枚断ちのレザーヨーク、天然ムートンを使用した襟など、確かな価値を受け継ぎつつ、さらに“現代”というエッセンスを加え、他に類を見ないオリジナルをも超えるリプロダクツが完成したのは2005年秋。そして今日では、新たなコンセプトのラインナップも展開するなど、オリジナルのファンのみならず世代を超えて世界中の人々を魅了する製品を生み出し続けています。 |