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☆神話とモンスター〜コンサート・バンドのためのアウトレージ 作曲:フィリップ・スパーク …

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カテゴリトップ > グレード > 6以上(上級)

 

SET-0098




 ☆神話とモンスター
〜コンサート・バンドのためのアウトレージ 
作曲:フィリップ・スパーク 

OF MYTHS AND MONSTERS

【吹奏楽-楽譜セット】


商品番号  SET-0098
価格
41,667円 (税込 45,000 円) 送料無料
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 『オリエント急行』『ダンス・ムーブメント』『宇宙の音楽』『ウィークエンド・イン・ニューヨーク』など、ウィンド・ミュージックの歴史に残る話題作を続々と世に送り出し、さらに進化する作曲家フィリップ・スパークの正しく新境地を切り開いた作品です。

 “コンサート・バンドのためのアウトレージ(残虐な行為、暴行、激しい怒り)”という、およそ音楽のタイトルとして似つかわしくない副題を持ち、出版社が示すグレード表示も≪グレード6≫とアメリカで許される最高レベルの表示!

 はっきり言って、たいへん難易度の高い作品です。

 イギリスで最も野心的なウインドオーケストラの1つに数えられるスコットランドのグラスゴー・ウィンド・バンド(Glasgow Wind Band)の40周年を記念して委嘱され、2012年6月9日、グラスゴー市のスコットランド王立音楽院で、ケヴィン・プライスの指揮で初演されました。

 モチーフに選ばれているのは、ギリシャ神話とそれに登場するモンスターたち!

 スパークは、グラスゴー・ウィンド・バンドが、2010年全英コンサート・バンド・フェスティヴァルで「宇宙の音楽」を演奏して大成功を収めたことから、委嘱を受けた時、同じ“宇宙”に繋がる何らかの素材から新作を作ることを思い立ち、夜空に輝く“星座”の由来となったギリシャ神話にモチーフを求めることにしました。

 その意味で、「宇宙の音楽」の姉妹作と言えなくもありません。 

 作品は、以下の独立したの3つの楽章で構成されています。

 第1楽章「レルネーのヒュドラの死」

 作曲者が思い描く“アウトレージ”を最もよく具現化した楽章で、モルト・モデラート。楽章全体が、ヘラクレスに倒された9つの頭を持つ怪物ヒュドラのストーリーを表しています。マイナーの進行の中、木管とピアノのうごめくようなパッセージが、切り落としても切り落としても再生して生えてくるヒュドラの頭のグロテスクな動きを表現しながら、これまでのスパーク作品になかったおどろおどろしいタッチの凄みのある音楽が進行し、エンディングではついに息絶えるヒュドラを描きます。

 第2楽章「カシオペアの自慢」

 自慢好きのエチオピア王妃カシオペアは、娘アンドロメダの美しさへの自慢が仇となり、海神ポセイドンの怒りを買って娘を生贄に捧げねばならなくなりました。しかし、波が打ち寄せる岩に鎖で縛りつけられたアンドロメダは、あわやというところでヘラクレスに救われ、やがてヘラクレスの妻となります。イントロは、モルト・レント。ドラムスとピアノがリードするブルースの中、カシオペアの性格を表すアルト・サクソフォンのムーディーなソロが聞こえます。ファンファーレにつづくヴィーヴォの中間部は、アンドロメダの危機に現れたヘラクレスが海の怪物と戦い、彼女を救う大活劇が描かれます。つづくモルト・レントの優しいテーマは二人の間の愛の芽生えを表します。その後、ブルースが再現され、ポセイドンの怒りでカシオペアが永遠に夜空を一周する運命の椅子に縛られるということを暗示しながら、ミステリアスに終わります。

 第3楽章「オリオンとペガサスの飛翔」 

 マエストーソのファンファーレで始まる終楽章は、まず海神ポセイドンの子で力自慢の狩人“オリオン”が現われ、モルト・ヴィーヴォの8分の6拍子で狩りの模様が表されます。その後、空に浮かぶような雄大なテーマが現われ、鳥の翼をもつ天馬“ペガサス”が大空を翔る姿が描かれます。神話の中ではまったく無関係の2つのファクターを組み合わせることでコントラストを作り出し、モルト・ヴィーヴォの駆け込むようなコーダでエキサイティングに曲を閉じます。

 作曲者によると、全篇を通じてピアノにひじょうに重要な役割が与えられているところがこの作品のコアな部分であるとのこと。実際、第1楽章と第2楽章のピアノ・パートは、ほとんど休むことなく、弾き続けることになります。さまざまなパートとアンサンブルとハーモニーを共有するピアノ奏者には、相当な力量が求められます。

 全体では21分超えの大作ですが、各楽章にそれぞれの別個のストーリーがあり、演奏時間がともに約6〜8分ということから、楽章単独でも演奏可能な使い勝手のいい作品といえましょう。

 日本初演は、作曲者の意を受け、2014年1月10日、東京・杉並公会堂において、鈴木孝佳指揮、タッド・ウインドシンフォニーの演奏で行われました。

 副題にわざわざ“アウトレージ”と謳うだけあって、これまでのスパーク作品とは一味もニ味も異なるテイストが感じられる、ウィンド・ミュージックの最先端を走る作品です!


【フィリップ・スパーク】
1951年12月29日、イギリスのロンドンに生まれる。ロンドンの王立音楽カレッジ(RCM)にピアノ、トランペット、作曲を学び、在学中から主にブラス・バンド(サクソルン属を中心とする金管楽器と打楽器によるバンド)のための作品を発表。BBC放送の委嘱でブラス・バンドのために作曲した『スカイライダー』(1985)、『オリエント急行』(1986)、『スリップストリーム』(1987)の3作で、“ヨーロッパ放送ユニオン(EBU)新作バンド曲コンペ”3年連続第1位に輝き、アメリカ空軍ワシントンD.C.バンドの委嘱でウィンド・バンド(木管、金管、打楽器からなるいわゆる“吹奏楽”)のために作曲した『ダンス・ム−ブメント 』(1995)でアメリカの“サドラ−国際作曲賞”を、大阪市音楽団第90回定期演奏会のために書いた『宇宙の音楽』ウィンド・バンド版(2004)で同じくアメリカの“NBAレヴェリ賞”を受賞。世界的な活躍がつづいている。

 



・グレード:6
・作曲:フィリップ・スパーク(Philip Sparke)
・TIME:21分12秒
   I)レルネーのヒュドラの死  I. Death of the Lernaean Hydra 【5:58】
   II)カシオペアの自慢  II. The Boast of Cassiopeia 【7:17】
   III)オリオンとペガサスの飛翔  III. Orion and the Flight of Pegasus 【7:57】

・出版:アングロ・ミュージック (Anglo Music)
・分類:販売譜(スコア&パート譜セット)

 
神話とモンスター
〜フィリップ・スパーク作品集


Piccolo (doubl.; Flute)
Flutes (I <doubl.: Alto Flutes (opt.)>、II <doubl.: Alto Flutes (opt.)>)
Oboes (I、II)
English Horn

E♭ Clarinet
B♭ Clarinets (I <div.>、II <div.>、III <div.>)
E♭ Alto Clarinet
B♭ Bass Clarinet

Bassoons (I、II)

B♭ Soprano Saxophone
E♭ Alto Saxophone
B♭ Tenor Saxophone
E♭ Baritone Saxophone

B♭ Trumpets (I、II、III、IV)
F Horns (I、II、III、IV)
Trombones (I、II、III)
Euphoniums <div.>
Tubas <div.>

Piano

Double Bass

Timpani

Mallet Percussion
(Xylophone、Glockenspiel、Vibraphone、Tubular Bells)

Percussion
(Snare Drum、Bass Drum、Brake Drum、3 Tom-toms、Tam tam、Clash Cymbals、Suspended Cymbal、Splash Cymbale、Triangle)、