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＜BPスタッフレビュー＞

金管奏者でなくともアンサンブルをかじった人ならご存知、ヘイゼルの「猫」シリーズを1枚にまとめちゃった、超お得盤。
なかなかないですよね、一枚にまとまっているものは。

名前しか聴いたことないな〜、という方は是非一度は聴いておくことをオススメします。
未だに人気の作品ですしね！

このCDには組曲「猫」（楽譜は「もう一匹の猫（クラーケン）」と「三匹の猫」に分かれています）、「もう三匹の猫」といった猫シリーズの他にも、

「インターヴァル・ミュージック」「ピーター鳴らせ鐘」「プレイ・フォー・ア・プレイ」「ゴスペル・ホール」と、ヘイゼルの多彩な作風が楽しめる作品がギッシリ！

ヘイゼルと言えば猫、って感じなので猫シリーズ以外のヘイゼル作品は聴いたことがない！という方も多いかと思いますが、どれも素晴らしい作品ですので、ぜひコレクションに加えておきましょう。

演奏はデンバー・ブラス。1981年にデンバーのプロ奏者たちによって結成されたラージ・アンサンブルで、現在は14名のメンバーで構成されています。
これまでにこの「ブラス・キャッツ」を含め、多数のCDを発売していますね。

このＣＤでは指揮者のシングルトンを除き、打楽器も含めて16名のメンバーが入れ替わり立ち替わり演奏に参加しています。
演奏も人数の割になかなかシャープな感じで楽しめます。

とにかく曲が良いので、金管奏者は持ってて損なし、学校の先生も持ってて損なし！
オススメの一枚です。

・演奏団体：ザ・デンバー・ブラス（The Denver Brass）
・指揮者：ケニス・シングルトン（Kenneth Singleton）

・発売元：Klavier
・発売年：2002年

作曲：クリス・ヘイゼル ( Chris Hazell )【全曲】

1. 組曲「猫」　【12:39】
　　Cat Suite
　　　I) クラーケン　Kraken　【3:19】

　　　アンサンブル譜購入⇒（金管10重奏）

　　　II) ブラック・サム　Black Sam　【2:49】
　　　III) バーリッジ　Borage　【2:43】
　　　IV) ミスター・ジャムス　Mr. Jums　【2:19】

　　　アンサンブル譜購入⇒（金管10重奏）

2. インターヴァル・ミュージック　【15:08】
　　Interval Music

3. ピーター鳴らせ鐘　【3:31】
　　Peter Go Ring-a Dem Bells

4. もう三匹の猫　【10:47】
　　Three More Cats
　　　I) フローラ　Flora　【3:09】
　　　II) タビー・マウストラウザー　Tubby Mousetrouser　【4:16】
　　　III) ホームプライド　Homepride　【3:02】

　　　アンサンブル譜購入⇒（金管10重奏）

5. プレイ・フォー・ア・プレイ　【12:42】
　　Play for a Play
　　　I) ファンファーレ　Fanfare　【4:01】
　　　II) ベルスーズ　Berceuse　【3:51】
　　　III) フィナーレとフーガ　Finale and Fugue　【3:45】

6. ゴスペル・ホール　【14:27】
　　The Gospel Hall
　　　I) ウエルカム　The Welcome　【3:46】
　　　II) 聖歌1　Hymn 1　【4:05】
　　　III) 聖歌2　Hymn 2　【2:25】
　　　IV) プレイズ！　Praise!　【3:45】

≪２０１２年１０月新入荷≫