ディスクもネットワークも、納得の音質で! 欲張りなオールインワンプレーヤー
特徴
Marantzオリジナル・ディスクリートDACの能力をフルに引き出すチューニング
デジタル・オーディオでは、音量がbitという単位で記録されます。CDの「16bit」では、最大と最小の比率は「65,536:1」です。ハイレゾの「24bit」ではそれが256倍拡大されて、「16,777,216:1」になり、「32bit」ではさらに256倍拡大されて、なんと「4,294.967,296:1」という大きな数字になります。
DA変換時にbitは電圧(電流)の大きさに置き換えられます。回路の中の「最大電圧=最大音量」はbitが増えても変わりませんから、24bitを再現するための電圧は16bitの「1/256」になり、32bitだと16bitの「1/65,536」と、とんでもなく小さいものになって、デジタルの変化が音質に変換(反映)されにくくなります。
この32bitという高精度なデジタル信号を確実にアナログに変換するために生み出されたのが「marantz オリジナル・ディスクリートDAC」です。一般的なデジタル機器に使われる小さなICでは、回路には限られた電流しか流せませんが、ICよりも遙かに大きい電流を流せるディスクリートDACなら、24/32bitや高周波DSD信号のリニアリティーを大幅に向上させられるのです。
AIRBOW SACD 30n Replayは、この優れたディスクリートDACの電源をオリジナルモデル比で4倍以上強化し、さらにデジタルノイズの低減やローパス回路に使われる小容量のフィルムコンデンサーの強度を高めることで、高周波ノイズや共振を徹底的に押さえ込みました。そのために変更した箇所はなんと120箇所にも及びますが、ノーマルモデルに比べて音質の繊細さと力強さを大幅に向上させることに成功し、高域のざらつきや透明感、音場の広がりや見通しの良さはハイエンドDACと同等にまで高まりました。繊細なハイレゾをより良い音質で再生するために生み出されたSACD 30n Replayは、CDからもSACDのようにきめ細やかで滑らかな音質を再現します。
一日中聞いていても疲れることなく、いつまでも聞いていたい音質を実現しました
AIRBOW SACD 30n Replayは、お買い上げ直後45万円という価格を疑う深みのない音であなたをがっかりさせるかも知れません。それは120個のもパーツを長寿命品に変更しているからです。でもご安心下さい。約100時間の鳴らし込み(エイジング)を終えるころからSACD 30n Replayは徐々にそのベールを脱ぎ始めアンベールが完了すると、すべての光ディスク(CD/SACD/DVD-R)は、アナログのように滑らかで艶やかな音質と、透き通るように美しい音場で再現されます。入力をUSBやネットワークなどのデジタルに変えても、その滑らかさや透明感は一切損なわれることがなく、一日中心地よく音楽を楽しめる音質が実現するでしょう。
大編成のClassicを聞く時の豊かな立体感と濃密な中低域の量感が、室内楽では弦楽器の滑らかで柔らかな重なりが、JAZZを聞く時のウッドベースの実在感とハイハットの切れ味の良さ、ボーカルの艶やかさ、ロックやフュージョン、ポップスでは、パンチのある躍動感に驚かれることでしょう。このSACD 30n Replayの持ち味は、音量を下げても一切変わることがありません。
「音楽をもう一度聞き直したくなるほど良い音」という意味を込めて名付けた「SACD 30n Replay」は、HEOSアプリ、Alexa音声コントロール、Air Play2、WiFi、Bluetoothに対応し、演奏するソースを選びません。サブスク(定額配信サービス)に溢れる新しい音楽は日常を発見に満ちたものに変え、あなたの音楽ライフをより豊かに輝かせてくれるに違いありません。
仕様説明
アナログ出力 |
RCA(アンバランス)音量固定/可変×各1 |
ヘッドホン出力 |
標準ステレオジャック×1 |
デジタル出力 |
同軸/光×各1 |
デジタル入力 |
同軸×1 / 光×2 (最大192kHz/24bit)
USB TYPE-A×1(リア、USBストレージ)
USB TYPE-B×1(リア) |
その他の入力 |
ネットワーク(LAN)、WiFi、Bluetooth×各1 |
対応ディスク |
CD/SACD、データーCD/DVD-R再生対応 |
消費電力 |
48W (通常待機電力0.4W以下) |
寸法/重量 |
443(W)×130(H)×424(D)mm / 13.7kg |