家庭菜園に関する、よくある質問と回答をまとめてみました。 
Q. | 毎年、そら豆を作るのですが、発芽が悪くて困っています。どうしてですか? | A. | そら豆は排水の悪い土では発芽が悪くなります。お歯黒を斜め下に向けて土に差し込み、 種のお尻が少し地上に出るくらいにして蒔いてください。蒔く前に水に漬けたりすることもよくありません。 | Q. | 去年枝豆を作った場所に今年はインゲンを作りたいのですが・・・・ | A. | 豆類は連作を嫌います。6〜7年あけて栽培されることをおすすめします。 | Q. | とうもろこしの実があまり入りません。どうしてですか?虫もいるようですが・・・ | A. | 受粉ができていないのでは?茎の先端についた雄穂から花粉が落ち、受粉すると雌穂の絹糸が茶色く なります。初期生育が十分だったか、絹糸(ヒゲ)と花粉の出る時期の気温、その後の水分管理などが 実入りに影響します。虫はアワノメイガ、アワヨトウなどが発生しているかと思われますので早めに防除 してください。 |

Q. | マリーゴールドとインパチェンスを寄せ植えにして庭で飾ってましたがインパチェンスが弱ってきてしまいました。マリーゴールドは元気に見えるのですが・・・ | A. | きっと日当たりの良い場所で管理されてるかと思います。マリーゴールドはお日様が大好きでとても 良い条件なのですが、インパチェンスはどちらかというと真夏は半日陰の方が適しています。 それぞれ同じ条件で合う花同士を寄せ植えすることがとても大切となります。 今からでもインパチェンスだけをほりあげて日陰に移してあげると元気に回復してくれると思いますよ。 | Q. | ベゴニアがどんどん元気がなくなってきて花をよけて見てみるとカビのようなものがあります。 ほうっておいても大丈夫でしょうか? | A. | 風通しの悪い場所で管理されていないでしょうか?花が終わった後、花がらをまめに摘んであげないと それが落ちて病気にかかりやすくなります。灰色かび病の防除をしてあげてください。 風通しの良い場所で水はけの良い土に植えてあるかの確認もしましょう。 | Q. | 毎日元気に咲いてくれてたアジュガが突然なくなりました。抜かれた様子もないのですが、 虫でしょうか? | A. | 土を掘ってみてください。おそらくヨトウムシに食害されたものと思います。夜、盗むと書いて夜盗虫と いうくらいで昼間は姿を現しません。それに対応した粒剤があるのでまいてあげください。 |

Q. | 種があまってしまいました。来年もまけますか? | A. | トマトやピーマン、キュウリなどは長命種子ですが、他の種でも冷蔵庫の野菜室に入れておくとよい でしょう。ただし、保障期間は1年です。 | Q. | 庭が狭いのでどうしても野菜を作るのに連作はまぬがれません。接木苗で毎年作れば大丈夫でしょうか? | A. | まずは同じ科の作物を連作しないようにしてください。それと有機肥料を活用し、微量要素欠乏などを 防ぐことが大事になります。接ぎ木苗によって、病害を減らすことができます。 しかし、土づくりが肝心になりますので、接ぎ木だけに頼ることは避けてください。 | Q. | 農作物を作るのに良い土とはどのような土でしょうか? | A. | 植物にとって必要で、適度な水分は保持し(適湿)、不要で過剰な水分は(停滞水)速やかに排出 できるような土を「水はけがよく保水性のある用土」といいます。 有機質や腐葉土などが水分コントローラーの役目をします。 一般的には、赤玉土 5 腐葉土 4 砂又はパーライト 1 の混合割合の用土です。 少し乾燥気味を好む植物の場合は、赤玉土 3 腐葉土 3 砂又はパーライト 4 の混合割合の 用土がそれに当たります。 「水はけ」と「保水性」は相反することですが、例えば「長期間、雨が降らず乾燥が続いても適当な 水分を保持でき、しかも雨続きでどんどん水分が入ってきても必要な水分以外を排出できる」 そんな土が一般的には理想とされます。定期的に腐葉土等の有機質を入れることが必要です。 | Q. | サツマイモを掘りましたがほとんど芋がついていませんでした。どうしてですか? | A. | ほとんどの場合、チッソ肥料のやりすぎで葉が繁りすぎていることが多いようです。もし元肥として肥料を 与えるならば、チッソは少なくして、リンサンやカリの多い肥料を適量与えてください。 |
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