令和6年度、熊本阿蘇産。ASO北外輪ファームが作る無農薬・無化学肥料栽培のお米。
この商品の生産情報
肥料の使用
グアノ、油粕、牛堆肥いずれも有機JAS適合肥料
農薬不使用の年数
3~13年目(有機JAS規格取得)
化学肥料不使用の年数
3~13年目(有機JAS規格取得)
ASO北外輪ファームについて
阿蘇市狩尾の有機米生産組合
阿蘇市狩尾。阿蘇山を中心として広がる阿蘇カルデラ内の水田地帯で農薬と化学肥料を使用することなく無農薬栽培のお米を作っている生産者組合があります。
「ASO北外輪ファーム」は、4人の米農家で構成される有機栽培米の生産グループです。それは2010年のこと、米の価格下落や消費量の低下、耕作放棄地の拡大という問題に直面していた地元の農家たちは「このままじゃ阿蘇の米作りは崩壊してしまう」との危機感をつのらせ、農薬や化学肥料を一切使用しない米作りを行うことを決意しました。
組合長である鎌倉善光さんは組合の結成にあたり、こう考えました。「お米の無農薬栽培は信頼が第一。だから組合に加入してもらう生産者は信頼できる農家だけにしよう」
そこで大々的に組合加入の募集はせず、近隣の信頼できる農家だけに声をかけ、数名のメンバーで発足させました。そうして現在では、鎌倉善光さん、坂梨祐一さん、中川敬士さん、荒井弘さんの4名のメンバーで、日々有機栽培米作りに勤しんでおられます。
田んぼの様子
2024年6月21日撮影
除草作業
2024年9月4日、鎌倉さんが除草を行いました。
稲もすっかり大きくなりましたが、まだ除草は終わっておりません。本日行うのはヒエの手刈り作業です。
稲が小さいうちに除草機を押して大体の雑草を取り除きますが、とても完全には取り除くことはできません。そのため、出穂が完了したタイミングで残りの雑草を除草します。
背の低いコナギなどの雑草は、このタイミングで取り除いても良い影響はありませんのでもう放って置くのですが、ヒエは熟すと種を落としてまた来年発生しますし、稲刈りの時にヒエの種が交じることもありますので、できる限り取り除きます。
今日は夫婦二人で除草作業。鎌倉さんがヒエを鎌で一株一株刈り取っていくと、奥様がヒエの束を田の外に捨てにいきます。しかしピークは過ぎたとはいえ、まだまだ暑いですね。しかも屈むと稲の葉が顔にあたってチクチク痛い。大変な作業です。
有機JASマークについて
ASO北外輪ファームの「有機JAS認定米」につきましては有機JAS規格の認定を受けております。
当店では一袋30kgで入荷したお米を4.5kg〜5kg、または24kgに小分けして販売を行いますが、小分けした商品に有機JASマークを表示する場合、販売業者に「有機農産物の小分け業者」の認定が必要となります。当店はこの認定を受けていないため、米袋に有機JAマークを表示することができません。そのため当商品は有機JAS規格を取得しておりますが、商品パッケージには有機jASマークの表示はございません。あらかじめご了承のほどお願いいたします。