Q. 1日摂取目安量を守っているのに変化がありません。

A. ペットの腸内フローラは個体差の他に、毎日食べているフードが大きく影響しています。
原材料は配合が多い順に記載されていますので、フードの原材料の確認をお願いします。

１．下痢の場合
オリゴ糖が多く含まれていませんか？また、デキストリンも多すぎると下痢になる場合があります。

２．便秘の場合
毛玉防止用のドライフードなど、食物繊維（セルロース等）の多いドライフードではありませんか？

３．ウェットフードのみを与えている場合
ウェットフードには腸内細菌のエサになる炭水化物が少ないので、ドライフードも与えてあげることをお勧めします。

Q. 便がコロコロしています。

A. ペットフードは、消化率を考えてコロコロなウンチになるのを目指して開発しているそうなので、メーカーによってはコロコロが標準です。またドライフードを食べないと、ウンチの量は減るためコロコロになります。

ライラック乳酸菌の1日摂取目安量は、体重1kgあたり添付のマドラースプーンすり切り1杯（0.1g）ですが、腸内細菌の個体差と、食べているフードによって適量は異なりますので、ウンチの状態を見ながら増減をお願いします。
まずは減らしてみることをお勧めします。

Q. リンの含有量が知りたいです。

A. 猫に多い腎臓病になると、リンを制限することが多いです。ライラック乳酸菌由来（おから由来）のリンは主食のドライフードに比べてわずかですので、気にされなくても大丈夫だと思いますが、もしご心配でしたら、獣医さんにご相談されることをおすすめします。

(例)3.5kgの猫に療法食の「ロイヤルカナン猫用腎臓サポート」を与えている場合
・100 gあたりリン0.29 gが入っています
・1日の給与量目安は、3.5 kgの場合50 gです
　↓
・ライラック乳酸菌0.1 gにはリン0.00038 gが含まれています
　↓
・療法食の「ロイヤルカナン猫用腎臓サポート」ドライフード50 gのみで、リン0.15 g
・ライラック乳酸菌3.5 gを追加すると、0.15 g＋(0.00038 g) × 3.5 = 0.1513 g
となり、わずかな増加（0.0013g）です。

Q. 猫の結石について

A. オシッコの中にマグネシウム、リン、カルシウム分などのミネラル成分が増えたり、尿のpHバランスが崩れたりすることで結石ができやすくなるといわれています。

ライラック乳酸菌由来（おから由来）のマグネシウム、リン、カルシウムは主食のドライフードに比べてわずかですので、気にされなくても大丈夫だと思いますが、もしご心配でしたら、獣医さんにご相談されることをおすすめします。

(例)3.5kgの猫に療法食の「ロイヤルカナン猫用腎臓サポート」を与えている場合
・100 gあたりマグネシウム0.025 g、リン0.29 g、カルシウム0.3 gが入っています
・1日の給与量目安は、3.5 kgの場合50 gです
　↓
・ライラック乳酸菌0.1 gにはマグネシウム0.00014 g、リン0.00038 g、カルシウム0.086 gが含まれています
　↓
・療法食の「ロイヤルカナン猫用腎臓サポート」ドライフード50 gのみで、マグネシウム0.025 g、リン0.15 g、カルシウム0.3 g
・ライラック乳酸菌3.5 gを追加すると、マグネシウム0.0255g、リン0.1513g、カルシウム0.301 gとなり、わずかな増加でした