リネンとの暮らし
数多くのリネンの中から厳選した素材をご提供いたします。
アプハウスのリネンは品質にこだわり、衣料品だけではなく様々な物に活用していただけるよう考えています。
生地のプロが手に取り、使い手のことを考えて製造や仕入れをすることで満足していただける素材を提供できています。
ABOUT LINEN
リネンとは麻の一種です。
麻にはラミー(芋麻)、ヘンプ(大麻)、ジュート(黄麻)、ケナフ(洋麻)など他にも数十種類もの種類があります。
その中でもリネンは亜麻という草の茎から作る麻のことを指します。
リネンはヨーロッパ北部の寒冷地で栽培される一年草 " フラックス " と呼ばれる植物の繊維から作られます。
家庭用品品質表示法で『 麻 』という文字を使用できるのはリネン(亜麻)とラミー(芋麻)のみとなります。
このような事からもリネン(亜麻)は衣類など身についける製品に適している繊維だという事がわかります。
リネンの特性
リネンは遠い昔からヨーロッパの日常で当たり前のように使われていました。
そのリネンの良さから日本や世界各地で今では高価なものとされています。
なぜリネンはそこまで愛され続けているのでしょうか?
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リネンは、コットンに上回る吸水性・放湿性・速乾性・耐久性があります。
コットンの約4倍もの吸水性があり、吸い取った汗が繊維にこもることなく発散されますので快適性が保たれます。
呼吸する繊維「リネン」はまさに天然素材です。
使い込むほどにしなやかで柔らかくなり、このような変化を楽しんでいただけるのもリネンの魅力のひとつです。
また、リネンは天然繊維の中で最も丈夫で耐久性があると言われています。
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水に濡れると繊維が膨張して、さらに強度が高まるのも特徴です。
強度は、ナイロンの1.3倍、綿の1.6倍、絹の1.5倍ほどの強さといわれるほどで洗濯に強く痛みにくい素材で長く付き合えるのも愛されている理由の一つです。
そして何より一年を通してご利用できる素材なのです。
繊維が中空構造のため、空気をため、温度を適度にコントロールします。
夏は涼しくて冬は暖かいため、ヨーロッパでは一年中使える生地として愛されています。
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リネンの取り扱い
お手入れが大変だと思われがちなリネンですが意外と簡単。
リネンは水洗いOKです。
リネンは汚れやシミなどが落ちやすいのが特徴となりますが汚れがひどいときは熱湯は避け、ぬるめのお湯でお洗い下さい。
洗剤は中性洗剤を使用することをお勧めしています。
行っていいこと
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行ってはいけないこと
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・中性洗剤(おしゃれ着洗い)の洗剤を使用する
・ぬるま湯で洗う
・ドライクリーニングを行う
・日陰干しをする
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・漂白剤や蛍光増白剤の含まれてる洗剤
・熱湯で洗う
・天日干し
・乾燥機
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長く愛用ください
リネンはとても丈夫な繊維です。
その事から何度もの洗濯などにも耐え、長く長く愛用して頂ける素材です。
最初は硬めのリネンでも使い込むうちに柔らかく変化していきます。
これは " リネンを育てる " という表現が適していますね。
貴方に合ったリネン、貴方が大好きリネンをじっくりとお探しください。
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