ベトナムの大自然の海水から
海水をそのまま天日で干してできた塩です。
『地球上のすべての生物は海から生まれてきた』と言われています。
私たち人間の血液濃度も海と同じです。
それはこれら様々な無機質から有機物が生まれたということ。
ミネラルを豊に含んだ海水から、生物はどんどん派生しました。
その恵みの海水をそのまま天日で
干してできた作られたのが『カンホアの塩』です。
原料は海水100%
きれいなベトナム・カンホアの海水だけが原料です。海水を濃縮して得られる様々な成分だけで調えられた味の塩です。
天日だけで作る塩
海水から完成までおよそ2〜3ヶ月。人工的な加熱をせず、天日だけでゆっくりと塩を結晶させます。ソーラーパネルさえ使わず、太陽光エネルギーと自然風だけで作った天日塩。また収穫後も天日に干して乾かしています。
独自の天日製法
カンホアの塩独特の深く豊かな味わいは、天日製法といっても独自の方法だから。海水全体の様々な成分の様々な味を、(複合的に)織りなすことで、まるで海のような、深く豊かな味を作り出しています。
天日塩の『石臼挽き』の意味
『石臼挽き』と聞くと「小麦粉や蕎麦粉のようだけど、塩も石臼で挽くといいの?」とときどき聞かれます。粉の類と理由は違いますが、天日塩の石臼挽きもその成分・味を決めるひとつの大事な要素となります。
まず(天日製法で作られた)天日塩は、(釜焚き製法で作られた)釜焚き塩に比べ、結晶の粒が大きい。それは、天日製法の方が低温で時間がかかっているため。その長い時間の分、結晶の粒が育って大きくなるのです。逆に、高温の釜焚き製法では、短い時間に結晶の粒が一気に出来上がるため、結晶の粒は小さくなります。
粒の大きな天日塩を細かくする(石臼挽きではない)一般的な方法では、上記のような釜焚き製法の特性を使います。天日塩を釜(平釜)の中でいったん溶かし、焚き直して、釜焚き製法のような小さい粒に再結晶させることで、細かくします。「せっかく出来上がった天日塩を溶かして焚き直すなんて」と思われるかも知れませんが、その釜にはほとんど飽和状態の塩水が入っているため、一瞬溶けた後すぐに細かな粒ができてきます。ですから「一度に大量の粒を細かくする」という点では、少量ずつ石臼で挽くより断然効率的なのです。しかし、一度溶かすと、溶けやすいニガリ成分(マグネシウムなど)が落ち、成分・味は変わります。
カンホアの塩は天日だけで調えた成分・味をそのままお届けするために、石臼で挽いて細かくしているのです。
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