ふわりと立ちのぼる湯気とひのきの心地よい香り。
せいろでおこわを蒸せば、ふっくらもちもち。
野菜は甘みが増してより美味しく。蒸したてのシュウマイや中華まんはゼッピン。
茶わん蒸しやお肉、お魚、蒸しパンなど、せいろがあるだけで、
美味しく多彩な蒸し料理を手軽に楽しむことができます。
蒸気が食材全体を均一に包み込み、じっくりと加熱。
ムラなく素材の旨味を引き出します。
電子レンジでチンすると、水分が抜けすぎてしまうことがありますが、
せいろは熱い蒸気で蒸し上げるのでふっくら美味しく仕上がります。
また、木肌が余分な水分を適度に吸収してくれるので、水滴がつかずべたつきません。
せいろを重ねて、数種類の食材を一度に蒸してそのまま食卓に並べることもできます。
山一は昔ながらの手仕事にこだわります。
曲げ輪っぱを作るには、ひのきの板をお湯に浸し柔らかくして丸型ローラーで丸く曲げていき、その丸くなったひのきの板を桜皮で綴じます。
今でもひとつひとつ手作業を施しており、熟練の曲げ輪職人の手仕事でなければできない人の技です。
使用したスタッフの感想
せいろを使うのは初めてでしたが、思っていたよりも手軽で使いやすかったです。
蒸している最中のひのきの香りが心地よくて、蒸しあがるのをわくわくしながら待ちました。
蒸しあがった食材はスタッフみんなで食べたのですが、特に茶わん蒸しは大好評でした。
レンジで作るのとは全く味や食感が違って、なめらかでとても美味しかったです。
野菜も水分がしっかりとじこめられていて、ホクホクでした。
この他にも、お肉やお魚、蒸しパンや蒸し卵、ごはんの温め直しなどせいろの用途は様々。
せいろがあれば、美味しい蒸し料理を手軽に楽しむことができます。
使用後のお手入れ方法
和せいろ、竹すのこは粉末クレンザーと棕櫚のたわしでよく洗います。
しっかりとすすぎ、風通しの良い場所で陰干しをします。
乾いたら紙に包んで風通しの良い場所で保管します。
Q&A
Q. 何段まで重ねられますか?
A. 蒸気の浸透を考えると、和せいろは2段まで重ねてお使いいただけます。
Q. 洗剤で洗えますか?
A. 合成洗剤を使い続けると黒ズミが早まり、木製品の寿命が短くなります。
使用後はたわし(棕櫚のたわしがおすすめ)に粉末クレンザーをかけて洗うのがおすすめです。
しっかりとすすいだ後は直射日光の当たらない風通しのよい場所で陰干ししてください。
また、消毒用アルコールを吹きかけることで黒ズミやカビを未然に防ぐことができます。
Q. 家庭の鍋でも使用できますか?
A. 和せいろは段付きなので、せいろと鍋はサイズの合ったものを一緒にそろえるのがおすすめですが、手持ちの鍋を利用する場合はサイズを計ってご使用ください。
せいろの木部が鍋の外側に出ていると、ガスコンロの火で焦げたり焼けたりする危険がありますのでご注意ください。
Q. 蒸し布は必要ですか?
A. 蓋から水滴が落ちるのが気になる場合は蓋と身の間に蒸し布を一枚はさむことをおすすめします。
適度に水分を逃がし、水滴が落ちるのを防ぎます。
また、せいろの底に敷くとこびりつかず、布ごと引き上げられて便利です。
蒸し布の購入はこちらから。
Q. 和せいろと中華せいろの違いは何ですか?
A. 和せいろは深さがあるので、茶わん蒸しやおこわ、お芋などを蒸すのにおすすめです。
中華せいろは野菜やシュウマイ、中華まんなどを蒸すのに便利です。
ご確認ください
せいろは天然木や竹を使用し、職人がひとつひとつ手作りしております。木や竹個々の性質などにより下記のような場合がございますが、天然素材を使用した製品の持味としてご理解いただけますようお願いいたします。
・色や木目の出方の違い
・多少のサイズの違いやゆがみ、隙間
・シミや斑点
・ささくれ、くぼみ
・桜皮(留め材)の並び方の違い
・木のヤニ(樹液・樹脂)がにじみ出る ※薬用アルコールで簡単に拭き取れます。
Detail
サイズ |
【S24】(約) 上部外径24cm(下部外径26.5cm)×高さ14cm (容量:約1升)/竹簾:約φ23cm 【S27】(約) 上部外径27cm(下部外径29.5cm)×高さ15cm(容量:約1.5升)/ 竹簾:約φ26cm 【S30】(約)上部外径30cm(下部外径32.5cm)×高さ16cm (容量:約2升)/竹簾:約φ29cm 【S33】(約) 上部外径33cm(下部外径36cm)×高さ17cm(容量:約3升)/ 竹簾:約φ32cm 【S36】(約)上部外径36cm(下部外径39cm)×高さ17cm (容量:約4升)/竹簾:約φ35cm |
素材 |
本体:檜(ひのき) / 綴じ材:桜皮 / 竹簾:竹 |
原産国 |
日本 |
ご注意 ※使用前にせいろ全体を水で濡らしてください。これにより、せいろが焦げることを防ぎます。 ※せいろを鍋にかける際は湯が沸騰してからかけてください。沸騰していない状態では蒸し料理が美味しく出来上がりません。 ※ビニール袋やポリ袋での保管はカビを発生させたり、木の天然樹脂(ヤニ)を発生させやすくしますのでお止めください。 ※電子レンジ・食器洗い乾燥機はご使用になれません。 ※直射日光に当てると木が縮み変形する恐れがありますので避けてください。 ※天然の木を使用しているため木目の見え方に違いがあります。予めご了承ください。 |
※蓋は別売りです。
「特級和せいろ」の蓋はこちらよりお買い求めいただけます。