日本最初の国際貿易港・函館は、さまざまな文化が融合し、異国情緒漂う独特の街並みを形成してきました。そんな函館は、どこを切り取ってもオールシーズン絵になる街。その中でも「世界三大夜景」の1つ、函館山から望む市街地の夜景は、夜空に宝石を散りばめたように美しい。また、諸外国のさまざまな食材や津軽海峡の豊富な海の幸から、函館ならではの食文化も発展しました。そんな異国情緒と食文化が絵になる函館の街を歩いてみよう…。
函館と言えば「市場」というくらい、まずは新鮮な北海道の幸を探しに、市場へ出かけてみてほしい。寒いお国柄というか、特に市場で働く人々は元気で温かく、その笑顔にも癒されます。この点も観光名所のひとつと言えるほど。北海道の幸を食べる事はもちろん、値段の交渉や会話など、地元の方とのふれあいも楽しい旅の思い出となることでしょう。(写真)函館朝市(約300店舗)・はこだて自由市場(約60店舗)
海を見下ろす素晴らしいロケーションの八幡坂。その道沿いには、明治末期から昭和にかけて建てられた教会や領事館が数多くあります。そんな西洋文化が美しく溶け込む街「函館」には新しい発見がたくさん。なぜか懐かしさも感じる函館は、人気の観光スポットとして年間を通じてにぎわいを見せています。
(写真上)イルミネーションに彩られた八幡坂。冬は格別に美しい風景。
 日本最後の内戦「箱館戦争」の舞台「五稜郭」。日本初の洋式城郭としても知られており、107mの五稜郭タワーからは、星形の城郭はもちろん、函館市街地が一望できます。 | |
 明治洋風建築物で左右対称形になっている「旧函館区公会堂」(国の重要文化財)。外観・内観共に当時の華やかさが伺えます。クラッシックなドレスを着ての記念撮影も人気。 |
 「函館ハリストス正教会」は1858年に建てられた日本最古のギリシア正教会の聖堂。イコン(聖像画)で装飾された堂内は厳かな雰囲気。元町地区にはこの他にも多くの教会があります。 | |
 「金森赤レンガ倉庫」は、函館港の目の前にある約40店舗が集まるショッピングモール。北海道のグルメ・工芸品・お土産も充実しています。 |
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