ファキン・ワイナリー(Fakin Winery)
概要
ファキン・ワイナリーは、イストリア地方の中世の町モトヴンの麓に位置し、イタリア北部のフリウリ・ヴェネツィア・ジュリアの有名なワイン産地に隣接しています。
長い家族の伝統と豊富な知識、そしてこの地域ならではのユニークなテロワールの組み合わせによって、高品質なワインが生み出されています。
創業者の背景
ワインメーカーのマルコ・ファキン(Marko Fakin)**は、若い頃にワイン業界へ入りました。彼の家族は自宅用のワインを生産していましたが、幼い頃のマルコはワイン造りにあまり興味を持っていませんでした。当時、ブドウ畑での作業や父親を手伝うことは魅力的ではなかったのです。
しかし、2010年にマルコは父親のワインをイストリア地方のワインテイスティング大会に出品し、金賞を受賞しました。この成功が彼の誇りと喜びにつながり、その年にプロとしてワイン造りに取り組むことを決意しました。
2011年に若いテラン(Teran)ワインで「Wine Istria」の金メダルを初受賞し、以降ファキン・ワイナリーのワインは、クロアチア国内だけでなくフランスのデキャンター(Decanter)など国際的な大会でも賞を受賞するようになりました。
2012年にマルコと妻ベティ(Bety)は、モトヴンの中心部、丘の頂上に「Konoba(伝統的なレストラン)」を開業しました。