天狗舞　山廃仕込　純米酒

このお酒は、純米酒・山廃造りの代名詞とも言われる天狗舞の看板商品で、山廃仕込み特有の濃厚な香味と酸味の調和がとれた個性豊かな純米酒です。
濃い山吹色は目も楽しませてくれます。

「米の旨味を飲んでいただきたい」というこだわりで生まれた純米酒

【商品仕様】
■蔵元：車多酒造（石川県白山市）
■造り：山廃純米酒
■容量：720ml
■原料米：五百万石
■精米歩合：60％
■使用酵母：協会9号
■日本酒度：＋3
■酸度：1.9
■アルコール度：15.9％
■保管：冷暗所：（開栓後は冷蔵庫）

冷酒も常温も熱燗も美味しく飲めるお酒

【味わい】…濃淳
■甘辛：辛口
■飲みやすさ ：クセがあります
■深み ：酸味と旨みの効いた濃い味わい

【香り】…最初にお米を感じさせる稲穂や麦の香ばしさ、次に酸味（カブの葉、水菜）や蜂蜜のような濃い甘味

【飲み方】
◎冷酒…少し強めの酸味、そして、辛味、渋み、旨みがあります。
◎常温…米の旨味が広がり、やや弱めの酸味、余韻で辛味が増します。複雑に味が相まうという山廃の特徴が一番味わえます。
◎ぬる燗…酸味が和らぎ丸くなり、旨みが引き出された濃い味が口の中に広がります。
◎熱燗…大分味が丸くなりますが、このお酒らしい複雑な味わいは残ります。

初めて山廃を飲むという方にぜひお勧めしたい抜群の完成度の日本酒

【色合い】
濃い山吹色で、やや茶色がかっているのもこのお酒の特徴です。

【受賞歴】
■IWC純米酒部門ゴールドメダル獲得（2011年ロンドン開催）
■IWSC 2013 山廃酒部門ベスト・オブ・クラス受賞
■Kura Master 2019 純米酒部門 プラチナ賞

蔵紹介

車多酒造は創業文政六年(1823年)、初代蔵元 車多太右衛門が諸国行脚の折に口にした各地の酒の旨さが忘れられず、自らの居する地に酒蔵を構え、旨い酒をとの一心で酒造りをはじめました。かの時、蔵はうっそうたる森に囲まれており、木々の葉のすれあう音がまるで天狗の舞う音に聞こえたそうで、その謂れから、天狗舞の酒銘は生まれました。

七代当主の車多壽郎と杜氏の中三郎が心血を注いで築き上げた天狗舞流の山廃仕込、その伝統を引き継ぎ毎年細かな改良を重ねて現在に至っています。
天狗舞が追い求めているのは飲んで旨い酒を熟練の蔵人が醸す、本物の酒造りの伝承です。酒母造りの伝統的な技法である山廃仕込みに天狗舞独自の製法を加味し、芳醇な香味と酸味の調和を醸しています。

濃厚な酸味と複雑な旨味のあるこのお酒と、クセの強い発酵珍味の相性は抜群です！金沢発酵珍味【魚のぬか漬け・こんかづけ】

「天狗舞　山廃仕込純米酒」は、醸造用アルコールが入っていないので、よりお米本来の旨味を感じやすくなっています。つまり、旨味が強いのでおかずやご飯を食べながら、晩酌用として飲むのにぴったりな日本酒です。
また味わいが濃厚かつ酸味のある日本酒なので、濃い味付けの料理や個性的な料理が合います。たとえば、こんな組み合わせで楽しんでみるのはいかがでしょうか。

「天狗舞　山廃仕込純米酒」×ふぐの子ぬか漬け

”ふぐの子”とは完成まで3年近く要す奇跡の珍味とも呼ばれる発酵食品です。
長期間発酵させた”ふぐの子”は、こんか漬けの中でもかなり個性のある、＜クセが強い＞濃い商品で、発酵の際に産出する多数の乳酸菌による独特の味わいと、このお酒の複雑な味わいが絶妙に絡み合います。

「天狗舞　山廃仕込純米酒」×さばぬか漬け・へしこのスライス

北陸・金沢の木桶製法のぬかさば【へしこ】
天然のアミノ酸が豊富ないしるが凝縮されている ”さばへしこ”は、複雑な味わい・色々な味の側面を持ち且つ飲み口で表情を変える「天狗舞　山廃仕込純米酒」と合わせることにより、肴がより食べやすく、さらに美味しく堪能出来ます。

「天狗舞　山廃仕込純米酒」×ふぐのぬか漬けのスライス

ふぐ漁獲量有数の石川県で江戸時代より製造されている【ふぐのぬか漬け】
前田利家公も愛したといわれているふぐ珍味は、日本酒のあてに最適。そのまま召し上がれます。
保存食として発展してきた形態の食材ですので、塩辛いのですが、両者のマッチングによりこのお酒の持つ米の旨味が一層引き立てられます。

今年のギフトは【銘酒と発酵おつまみを贈ろう】

天狗舞　山廃仕込純米酒720ml・1本、ふぐの子80g×2パック、ぬかさばスライス12切×1パック、ふぐのぬか漬けスライス18切×1パック