セイコーパワーデザインプロジェクト「KX309K」

針が円運動で時間を表示するアナログ時計にとって、フレームは丸型が最も自然です。
時計として安定した丸型は、見る人にとって見やすさ、読みやすさを後押しする最もスタンダードな形状です。
真円であることにこだわった、アルミダイキャスト製ゆがみのないフレームは、視認性の向上へとつながり、さらには高い質感をも生み出しています。
また、フレームの角にほんの少し丸みをつけるとともに、正面から奥にかけてほんの少し末広がりの形状としたことで、全体的にシャープになりすぎない柔らかな印象にまとめています。
ヨーロッパの駅などでよく見かける鉄道時計は、読み取りやすさを重視するがゆえに、数字ではなくストライプ（棒）表示を文字盤に採用していますが、この時計は一歩進んで、そのストライプを平面なプリントではなく、厚く印刷を盛り上げることで、微妙な立体感と高級感を持たせています。 さまざまなお部屋で違和感なくお使いいただけるよう広めのリビングやオフィス用に大（KX308K）、標準サイズ直径２７ｃｍの中（KX309K）、さりげなくどこにでもマッチする小さめサイズの２０ｃｍ（ＫＸ310Ｋ）の3サイズをご用意しています。