安達征良さん
ガラスの器はいろいろの技術で出来ており、ようびが扱わせていただいているものでも、吹きガラス、型ガラス、パートドヴェール、それにそれぞれの装飾を含めるとこんなにもたくさんの技術があるのかと驚くほどです。
この度はザギングという技術で作られたものを御紹介しております。
通常使われているソーダガラスではなく、固く出来たガラスの原料を使ってドーナツ状の型の上にのせ、一定の温度帯で熱をかけるとガラスがやわらかくなり下がってきます。その下がり方を利用して型をつくってゆきます。さまざまなトラブルを克服し(中にしわがよるとかの)、実験を重ねてやっと出来上がったものだそうです。
オランダの作家がこれを成功させてもの造りをなさっている由。日本ではこの安達征良さんお一人と聞いています。
この何ともいえないガラスの色は、原料を固くするときに増やす鉄分の色で、渕にこんな美しい色が出ます。食べものを盛った時の清潔感をぜひ味わっていただきたいものです。
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